私たちは偏っている。 脳が持つ183の認知バイアス。

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自分では気づかない、ココロの盲点 完全版 本当の自分を知る練習問題80 (ブルーバックス)

利用可能性ヒューリスティック

事例を思い出しやすいというだけで「正しい」と判定してしまう傾向

確証バイアス

自分の考えに一致する情報ばかりを探してしまう傾向
例>血液型占い、さまざまな迷信(満月の夜は出産が増える。など)、「女性は・・・」という不意経過による偏見や差別

擬似的空間無視

視野の左半分に注意を払う傾向
例>左半分が笑っていると微笑んで見える。スーパーの目玉商品は左側の手名に並べたほうが売れる。

情報フレーミング

同じ情報であっても説明の仕方によって異なって見えること
例>コップに水が「まだ50mlある」or「あと50mlしかない」

後知恵バイアス

生じた出来事について「そうなると思った」と後付する傾向
例>「あの時株を売っておくんだった」など予知できなかったことが予知できたかのように思ってしまう

バンドワゴン効果

周囲の意見や流行に影響されがちなこと
例>「みんながそう言うから」といった同調圧力や
グループ討論を経ると中庸だった意見が「賛成」か「反対」の両極に偏る「集団両極限化現象」など

ハロー効果

特定の利点や欠点に目が行き、全体の印象がそれにひきずられてしまう傾向
例>道を尋ねるとき見た目がさわやかな人を選んでしまう、ブランド志向、ファン心理など

少数の法則

例外かもしれない少数のサンプルの調査結果から「一般則」を導いてしまう傾向
例>ラッキーカラーなどの験かつぎ、ジンクス、厄年など

テスティング効果

受動的な本復学習より、頻繁にテストを受けるほうが、記憶が強化されること

記憶錯誤

実際には見聞きしていないことが誤って思い出されること。思い違い。デジャヴや前世の記憶もこの一種

伝染効果

成績や気分が周囲の雰囲気にひきずられること
例>スポーツチームで好調な選手がいると他の選手の調子も良くなる

平均以上効果

車の運転など、日常的な能力について「自分は平均以上だ」と思う傾向
逆に一輪車など、非日常的で難しいことをこなす能力について「自分は平均以下だ」と思う傾向を「平均以下効果」という

アドバイス効果

他人の意見に(無意識のうちに)流されてしまう傾向
例>お見合いや合コンをセッティングするとき合わせる相手を事前にほめておくとうまくいきやすい

クラスター錯覚

同じことが立て続けに起こると何らかの傾向や流れがあると信じてしまう傾向

歴史の終わり錯覚

過去の変化にくらべ将来の変化を小さく見積もる傾向

ジンクピリチオン効果

チンプンカンプンでも専門用語があるだけで説得力が高まること。名称が付されるだけで妙に腑に落ちること

自己知覚

自分がとった行動から自分の行動を推測すること
例>ガッツポーズをすると元気な気分になる

感想

あとがきには「認知バイアスとよばれる脳の癖をドリル風に解説したもの。」とあります。
知らず知らずのうちに偏った見方をしていることを具体的な事例を添えて説明してくれており、とても面白い読み物です。
本まとめは巻末にある用語集から抜粋してまとめてあります。載っている用語数は183。どれも心当たりを感じるものばかりです。
『「ズルさ」のすすめ』という本で、教養を身につけると偏見は防げる。と合ったのですが、知っているだけで間違い(物事の偏った味方)が防げるのは事実だと思います。
興味のある方はぜひご一読下さいませ。

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