シャイロックの子供たちのあらすじ・感想

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シャイロックの子供たち (文春文庫)

あらすじ

ある町の銀行支店起こった現金紛失事件。
女子行員に疑いの目がかかるが、別の男が失踪・・・・?
「たたき上げ」の誇り、格差のある銀行内の社内恋愛、家族への思い、上がらない成績と出世していく同期・・・・
事件の裏に透ける銀行員たちの人間的葛藤。

"銀行"という組織を通して、普通に働き、普通に暮らすことの幸せと困難さに迫った傑作群像劇。

感想

社会人の人にはぜひ読んでみて欲しい1冊です。
組織の中の軋轢、家族を持つ夫の建前と現実、悪いことを悪いと言えない雰囲気、上司の機嫌取りの為に部下を中傷する上司、出世と人事評価の密接かつ不公平な関係、and more.

銀行で働く方には「うんうん。」と思う文章が巧みに描かれており、
銀行で働かれていない人には「そうなんだ」と思うことが読むにつれて多くなると思います。

この本を読んだ後は何か痛快な気分になります。
その理由はこの本に書かれているこの一言に集約されてます。

・・・「ふざけんな。」

そういえば、この前紀伊国屋書店で気になる一文が。
・・・・「時代が池井戸潤に追いついた。」

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