一般の人を巻き込んでいくドラゴンフライ・モデル

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ドラゴンフライ エフェクト ソーシャルメディアで世界を変える

☆イントロダクション

なぜこの本は読むに値するか??
→FB,Twitter…etcについては無数の解説がなされているが、本書は、意義のあることをするために、どうソーシャルメディア(以下SM)の力を活用したらいいか(どう一般の人を巻き込んでいくか)という点をドラゴンフライ・モデルを使って解説している。

→幸せになるためのヒントが得られる
なぜなら、幸せの定義は年齢によって変わり、30歳以降、必ず意義があるかどうかが幸せの定義となるから

☆序章

ドラゴンフライ・モデルとは…
焦点+GET
=焦点(Focus)+注目(Grab Attention)、魅了(Engage)、行動(Take Action)

Ⅰ焦点を絞る

SMで行動を呼びかけるためのツールとして、効果的に用いている人たちは共通して、最初は一つの目標のもと焦点を絞っている。

焦点の定まった目標には、5つのデザイン原則がある
①人間的(Humanistic) :
人々を巻き込む前に、その人々のことを理解しておこう

②実行可能(Actionable) :
長期的な大目標を決めたうえで、そこに至るための短期的な小目標を多数設けよう

③検証可能(Testable)
目標は達成状況を検証できるようにして、そのフィードバックから目標を微修正していこう

④明確(Clarity)
目標は明確に。抽象度が高いと意思の力は弱まってしまう

⑤幸福(Happiness)
目標は自分にとっても、相手にとっても意義の感じられるものに

→頭文字をとって「Hatch」と覚えよう

Ⅱ注意を引く

ここでの注意を引くとは、一時的に目を向けさせることではなく、深く、強く相手の心をつかむことを意味する

注意を引くためのデザイン原則
①私的に
観た人が、あたかも自分に言われているような感覚にさせよう

②驚き
インパクトや驚きがあれば、聞き日とは興味を持ち、聞く耳をもつだろう

③視覚化
語るのではなく、見せよう。人は聞いたことの15%も覚えていない

④感覚に訴えよう
匂い、音、色を使うと人々の注目具合が変わってくる

Ⅲ魅了する

魅了するは、注意を引いた後で、関心を持ってもらうこと、愛してもらうことである。

魅了するためのデザイン原則
①物語を語る
ストーリーは人の心を動かし、元気づけるのに有用。また、感情をしっかり使えば説得力が増す

②共感する
相手を魅了したいなら、まず自分が激しく共感できていないければならない

③信頼を得る
個人間の親近感や連帯感が増すほど、相手を魅了できる可能性が伸びる

④メディアを組み合わせる
広めるためにはソーシャルメディアを上手く使いこなすことが必要。

Ⅳ行動を起こさせる

大概は、善意を引きだすだけで、行動に結びついていない。つまり魅了する段階で終わっている。こちらの主張に興味を持ってもらっている状態から、具体的に行動を起こす段階へと導く必要がある

行動を起こさせるためのデザイン原則
①簡単にする
まず相手にとりあえずやってもらうことが重要

②楽しくする
楽しさがあれば、粘り強く行動してもらえるようになる

③相手に合わせる
こちらの達成したい目標と、相手の持っている素質や技能や興味との間に「特異的なフィットを見出すことが最善の方法になる

④オープンにする
透明性を保ち、他の人間がアレンジできるプラットフォームをつくる

読んでみて感想

 本書は、意義のあることをするために、どうソーシャルメディア(以下SM)の力を活用したらいいかについて解説しているが、大きなフレームワーク「4STEP」を示した上で、それをデザイン原則として、いくつかの要素に分解し、さらにそれら一つ一つを事例に基づいて解説している。
 ソーシャルメディアを使って何か意義のあることをしようとするに当たって、いざやろうとなった時にここまで網羅的で淀みのないフレームはないのではないかと思う。

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