社会人全員に読んでもらえればと思いました。

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クロネコヤマト 人の育て方

1年ほど前から独り暮らしを始め、ネットショッピングを頻繁に利用することが多くなりました。私の個人的な感覚ですが、3.11以後ぐらいから佐川急便さんよりクロネコヤマト(あえてこう書かせてください)さんのほうが対応が良くなった気がします。この感覚はなんだろう?というときにこの1冊を見つけたので、以下、いつもどおり簡単なレビューをいたします。 本書はchapter0からchapter5で構成されています。開くといきなり ヤマトには3つの「ない」があります。と興味をいきなりそそるページが。敢えて書きませんので、手にとってみてください。

chapter0 6万人の現場が、なぜ「全員経営」を実現できるのか?
・採用基準は「人間くささ」
大切なのはテクニックやスキルではない。社員は中途採用者が多くセールスドライバーに至っては9割近くが転職者。ドライバーではなく、「セールスドライバー」なので、ホテル業や小売業の経験者のほうが向いている。そして、そのセールスドライバーを採用するにあたりもっも重視するのが「人間くささ」と「人柄のよさ」。宅急便は、お客さまと直接やりとりをするのが大前提。そこで人と接することが好き、苦ではない、これらはスキルやテクニックではないですよね。相手の立場に立って考え、人のことを思いやる人間性が問われます。

chapter1 「社員が育つ」ために経営が考えていること
・「数字の魔力から」現場を守る
指示命令型はサービスも数字も落ちる。あれをしろ、これをしろと指示を与えているとどうなるか?指示された方は、お客様ではなく指示者に応え、求められる結果を出すことが仕事になる。そのことがわかっていて、「お客さまが最優先」にエネルギーを注いでいます。

chapter2  「サービスが先、利益は後」で深まる接客
・お客様から名前で呼ばれて一人前
これだけ「ありがとう」と言ってもらえる仕事はない。先輩セールスドライバーは自身もお客様から「ありがとう」、名前で呼ばれた経験があるから、新人を送り出すときには「お客さまからありがとうと言ってもらえる仕事したとき」、「名前で呼んでもらえるようになったら一人前」と伝えるそうです。

chapter3 「少数精鋭」で育つチーム
・「1人じゃない」がモチベーション
同じ配送センターにいる仲間の存在。チームだから協力するのは当たり前と、いろいろなことが起こる現場で苦楽をともにし、理屈抜きにいつでも助け合うことができる仲間との絆は心の支えになっている。その仲間のおかげで3度の出産全てに立ち会えたセールースドライバーさんの話が印象的でした。

chapter4 「任せる」で育つ考える現場
・人が集まる場所にネコがいる
人や商流の変化はチャンス - 地域に大きな商業施設ができると、それだけで人の流れや商流が変わる。(配送)センター長たちは、街の変化を見ながら、たえず何かできないかと考え、アイデアを出し合っている。地域に密着しているからこそ、気づき、生まれ育っていく取り組みができる、ヤマト流ですね。

chapter5 現場を元気にする人事制度
・経営陣の評価は「人間性50%、成果50%」
経営幹部から社長に至るまで「経営者としてふさわしい人間性を成しているか」を問う「人事制度」。業績アップだけでは評価されない。部下を犠牲にして業績をあげても評価されない。ヤマトらしさが垣間見えます。

感想

私事で恐縮ですが、購入した商品を平日に受け取れないため、毎回週末午前中の再配送を依頼します。ヤマトさんは10時過ぎに配達くださいます。佐川さんはだいたい11時から11時30分。週末朝のこの1時間はその日の行動に結構影響するので、少しでも早く届けてくれるヤマトさんはありがたいなと。レビューには書ききれない、その他のヤマトらしさが詰まった1冊です。社会人全員が読んでもいい1冊だなとオススメします。

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