小学校5年生に15秒で説明・・・どうすれば良いのだろう?

2677viewsenoenoenoeno

このエントリーをはてなブックマークに追加
御社の「売り」を小学5年生に15秒で説明できますか? (祥伝社新書 99)

本書はエピローグ、1〜7章及びプロローグで構成されています。前回、コトラーのマーケティング3.0が少し難解だったので、こちらの1冊を手にしてみました。

第1章 こだわりの商品がなぜ売れないのか
・使ってもらえればその良さが分かるという言い訳
よそとは違うと言えること
オンリーワン商品を扱ってもうまくいかない会社が多いのも現実。漢方薬を扱うある薬局の例をもとに薬事法に引っかからない対応法をウェブページで実現した例が印象に残りました。

第2章 あなたのお客は誰ですか?
・実際に買ってくれているお客からイメージしよう
属性でのターゲットではなく、実際に買ってくれるお客様、極論して言い換えると、この方が買ってくれるなら代金は要らないと思えるようなお客様からイメージする。また、実際にお取引中のお客様になぜうちの商品を購入してくれるのかを聞くのもアリだと説いています。

第3章 メッセージ化のメリットとハードル
・メッセージとはお客へのプロポーズ
プロポーズの場所やシチュエーションではなく、自分が相手をどう思っていて、今後どうしていきたいのかを考えるプロセスに沿ってメッセージを作るとよい。どう伝えるかではなく、何を伝えるか。当たり前ですが難しいというかなおざりにしがちだよなぁと頷いてしまいました。

第4章 USPを構築しよう (Unique Sales Point)
・USPの代表例
ドミノピザ(30以内に届けられなければ・・・)、リーバイス(世界で最初のジーンズメーカー)、富山の薬売りなど幾つか具体例を挙げています。私が日本人だからなのか、富山の薬売りの「先用後利」の例が一番刺さりました。

第5章 どういうメッセージを作ればいいか
・競合から考える自分たちの良さ
他者(競合)を研究することで、自分達の良さを再発見したり、逆に他社の良さを見直したりできる。

第6章 メッセージの実例
・7社の実例をもとにどのようなプロセスで実際に各社のメッセージが完成したかが詳しく書かれています。詳細は本書でご確認くださればと存じます。

第7章 「本心」と「恐れ」
・他社と差別化するためのマーケティングのはずが、「恐れ」から同質化を起こして本末転倒になる。「恐れ」があるからどうしても人の真似をしてしまう。 マーケティングという職種とは懸け離れた仕事をしていますが、確かにそんな経験が有ったし、今後もありうるなぁ・・気を引き締めようと再認識しました。

感想

マーケティングというよりは、伝わるメッセージを如何に作るか、作り方の実例をいくつも挙げて最終版を作ることに重きを置いた1冊でした。伝わらなくて当たり前、覚えてもらえなくて当然といったなかで如何に伝わるメッセージを作るか、そこに至るまで頭をフル回転させるのは当然で、チームやグループで案出しをしたりなどメッセージ作りに悩んでいたり、どう作れば良いのかを再確認したいマーケティングに関わる方には良書かもしれません。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く