タクシーがバックするとメーターは?

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つい誰かに話したくなる雑学の本 (講談社プラスアルファ文庫)

タクシーがバックするとメーターは

 タクシー料金を加算する方法は、走行距離と時間の併用になっています。
 距離の場合は、前進のみが加算の働きをします。つまり、バックをするときは、この機能は停止します。もちろんマイナスにはなりませんが。
 しかし、時間によって加算する方は、バックしていても機能は働き、メーターは上がるというわけになります。

くしゃみはなぜ陰口に結びつく。

 「一ほめられ、二そしられ、三くさされ、四かぜをひく」という言葉があります。つまり、くしゃみ1回だと、だれかがほめていて、2つならば謗って、3つならばくさしているという証拠だというのです。そして、4つもくしゃみが出ると、くさされるどころが、それはかぜをひいたのに違いないというのです。
 では、なぜこのような、俗信が生まれたかというと、もともとくしゃみが出るのは不吉だという考えがあったからです。昔はくしゃみを神秘的なものと考えたのです。また、くしゃみと一緒に霊魂が飛び出してしまう、とも思ってたのです。
 くしゃみの由来は、くしゃみが出たときに「くさめくさめ」といって、おまじないのことばを唱えていたためで、その「くさめ」が転じて「くしゃみ」になったものです。ちなみに、江戸のころはくしゃみが出たときに「こん畜生」とか「くそくらえ」とか唱える風習があって、それは明治のころまで下町の職人などの間には残っていたようです。

料理屋の店先に塩が盛られているわけ

 これは中国の故事に由来するもので、客の足を止めるための縁起担ぎです。
 その昔、中国の皇帝は、たくさんの側室を囲い、一人一人に邸宅を与えて、夜な夜な牛車で邸宅を訪れていましたが、公平に一巡するにはかなりの日数を要します。皇帝の寵愛を失なわないために、一人の側室が、牛の大好きな塩を、皇帝が自宅の門前を通る時刻を見計らって盛っておいたのです。すると、案の定、牛は大好きな塩をみつけて、これをなめ初め、動こうとしませんでした。そこで、しぶしぶ皇帝はその邸宅に入っていき、彼女の作戦は大成功しました。
 これから、客の足を止める、客がたくさん入るという意味で、盛り塩をするようになったのです。

ビールが日本に入ってきたのはいつごろ

 ビールという名に日本人が接したのは、『解体新書』の杉田玄白などの、オランダ本の翻訳者が初めでしょう。
 ビールを初めて醸造したのは、江戸時代末期の川本幸民だと伝えられていますが、確かではありません。
 ビールが正式に日本に輸入されたのは、明治初年の英国ビールで、明治四年(1871年)になると、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカ産も輸入され、ドイツ産などは、一か月あたり二万ダースも輸入されるという盛況ぶりでした。
 当初、居留外人向けだったビールは、他の洋酒よりもいっそう日本人の口にあったのか、たちまち一般日本人の中に広まってしまいました。
 その味を覚えてから、わずか30年余りで、日本人は、逆に海外へ多量へ輸出するくらいの、ビール国民になってしまったのです。

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