自分の頭で考える!知的複眼思考法を利用した読書法、文章の書き方、問いの立て方

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知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社プラスアルファ文庫)

知的複眼思考法とは

「ステレオタイプ」の考え方ではなく、「自分の頭で考える」ことで、
ものごとを一つの視点からではなく、多角的な視点から見る方法。

創造的読書法

1:著者と対等になって文章を読む。書かれたものを不動の完成品だと思わない。
2:批判的に読書するためには二十のチェックポイントがある。
3:そのなかでも重要なチェックポイントとして以下の四つをあげることができる。
・著者を簡単には信用しないこと
・著者のねらいをつかむこと
・論理を丹念に追うこと、根拠を疑うこと
・著者の前提を探り出し、疑うこと

論理的な文章を書く方法

1:まず、結論を述べ、それから、その理由を説明するというスタイルをとる。
2:理由が複数ある場合には、あらかじめそのことを述べておく。また、説明をいくつかの側面から行う場合にも、あらかじめそのことを述べておく。
3:判断の根拠がどこにあるのかを明確に示す。
4:その場合、その根拠に基づいて、推論をしているのか、断定的にいっているのか、わかるようにしておく。
5:別の論点に移るときには、それを示すことばをいれておく。
6:文と文がどのような関係にあるのかを明確に示す。

批判的な文章を書く方法

1:一人ディベートをやってみよう。
2:そのとき、自分で仮説の立場を複数設定して、それぞれの立場からの批判や反論を試みる。
3:さまざまな立場に立った反論を書くことで、書き手がよって立つ複数の前提も見えてくる。
4:反論や批判は、頭で考えるだけではなく、ぜひ文章にしてみる。文章にすることで、論理の甘さも見えてくる。自分の立場を第三者的にとらえることも可能になる。

問いの立てかたと展開のしかた1

1:なぜ、という問いは、考えることを誘発する。
2:なぜを問う「因果関係」を確定するには、三つの原則がある。なかでも、第三の原則(他の条件の同一性)が重要。
3:原因だと思われている要因が、じつはあまり重要でない場合(疑似相関)に着目する。そのためには、原因以外の要因が影響を及ぼしていないかどうかに目を向ける。ほかの社会や組織、違い時代との比較が有効なヒントを与えてくれることがある。

問いの立てかたと展開のしかた2

1:最初のグループを複数のサブグループに分ける。
2:「なぜ」と「どうなっているのか」の組み合わせで問いを展開していく。
3:問いを分解する場合には、どんな要因の影響があるのかを見当をつけながら分けていく。

問いの立てかたと展開のしかた3

1:概念はサーチライトである。新しい概念の発見によって、新しい問題が見えてくる。
2:ケースのレベルと概念のレベルの使い分けによって、問いを展開する。これは、問題の一般化と具体化ということに対応する。
3:二つ以上のケースを比較することで、両者に共通する特徴を概念としてつかみ出し、概念のレベルで原因と結果の関係を表現し直してみる。
4:概念レベルで考えた原因と結果の関係をほかのケースに当てはめてみる。

関係論的なものの見方

1:目の前の問題(事象)は、どのような要因(要素)の複合かを考える(=分解)。
2:それぞれの要因の間にはどのような関係があるのかを考える(=相互作用の抽出)。
3:そうした要因の複合のなかで、問題としていることがらがどのような位置を占めているのかを考える(=全体の文脈への位置づけ)。

逆説の発見法

1:これから行おうとしていることが、どんな副産物を生み出す可能性があるのか。その波及効果をなるべく広い範囲で考えておく。ひょっとしたらその副産物によって当初の意図がくじかれてしまう可能性がないかどうかを考えたうえで実行に移す。
2:やろうとしていることに抜け道はないかを考えておく。抜け道があった場合、そういう手だてを使う人がどういう人か、それによって、当初の計画がどのようなダメージを受けるかについて考えておく。
3:自分たちのやろうとしていることは、それぞれが集まった場合にどのような意味をもつのか。ほかの人や組織も同じようなことをした場合、全体の影響はどのようなものになり、それは当初の意図とどのようにずれてしまう可能性があるのかを考えておく。
4:計画や予測を立ててそれを表明すること自体が、その計画や予測にどのように跳ね返ってくる可能性があるのかを考える。

<問題を問うこと>を問う方法

1:「なぜ、それが問題なのか」に着目することによって、ある問題を問題と見なす視点は何かをとらえる。
2:同じようなことがらでも、問題にする視点によって問題のとらえ方や問題のしかたが違ってくることに注目する。
3:ある問題がクローズアップされることで、隠れてしまう問題がないのかに目を向ける。
4:さらに問題の文脈に目を向けるための方法として、
(a)ある問題を立てることで、だれが得をするのか損をするのかに目を向ける。
(b)当該の問題が解けたらどうなるか、を考える。

オマケ

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