なにかを得て、ときには失って、それでも生きていくには

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あしたから出版社 (就職しないで生きるには21)

ひとりで出版社を営む「夏葉社」オーナーが語る、これまでとこれから 流れるような、たゆたうような日々

[ みんなと同じ働き方はあきらめた。30歳まで自分のためだけに生きてきたぼくは、大切な人のために全力で本をつくってみようと思ったーー社員ひとりの出版社「夏葉社」の設立から5年、一冊一冊こだわりぬいた本づくりで多くの読書人に愛される出版社がどのように生まれ、歩んできたのか。アルバイトや派遣社員をしながら小説家をめざした20代。挫折し、失恋し、ヨーロッパとアフリカを旅した、設立前の日々。編集未経験からの単身起業、ドタバタの本の編集と営業活動、忘れがたい人たちとの出逢い……。これまでのエピソードと発見を、心地よい筆致でユーモラスに綴る。|引用:Amazon 内容紹介| ]]

ひとりで出版社をはじめる

生きにくい世の中を、大事なひとの死を乗り越えるために、
ひとりの作家の心を、ひとりの読者に伝えるために、ひとりで出版社を始めた。

2009年の8月、 「いよいよ明日から自分の会社が始まる」という
溢れる昂揚感から、本書のタイトルは名付けられた。

気ままに過ごしていた20代

31歳のとき、大切な従兄弟の死をきっかけに、自分の生き方を模索する

  • 情熱を注ぎ、飽きずに続けてこれたのは、本を買い、読むこと
  • 自分には、本しかなかった

吉祥寺にひとり出版社、夏葉社を設立する

仕事とは何か

  • なにをやるか、よりも誰と仕事をするか、の方がよっぽど重要
  • 文学にすべてがあるような気がした
  • 他者の言葉で、世界を再体験し、思い出すことが、文学の魅力
  • 素晴らしい作品を読んだあと、世界は、これまでよりも鮮やかに見える

処女刊行、『レンブラントの帽子』について

  • 文芸書の復刊をやろう

‐絶版になっていて、入手しづらいが、だくさんの人に読んでほしい作品を
‐旧交を温め、各所に奔走し、装丁/和田誠氏、エッセイ/荒川洋治氏という豪華なタッグ結成

往年の名著、関口良雄『昔日の客』について

  • 昭和53年刊行の名著、布張りの表紙、美しい本
  • ピースの又吉さんが絶賛

「なにより、むちゃくちゃ本が好きなのが伝わってくる文章なんですよ。
 絶対本好きな人がつくった本ですよね」
 

震災後、熟した機と共に刊行『さよならのあとで』

  • 出版社を設立したきっかけになった、一編の詩をまとめたもの
  • グリーフケア、大切なひとをなくした人に贈ることば
  • 感想

    何かを得ることもあれば、失うこともある。
    数々の喪失感を乗り越えた島田さんの生き方、そして仕事への真摯な姿勢は
    20代のうちに、ぜひ早めに、読んで学んでおきたい。
    大切に創られた、あたたかい本を出版する会社の社長さんの人生は、
    かくも波乱万丈だった。ぜひ、噛みしめて読みたい。

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