「聖書」の次に多くの人々に読まれ続けているベストセラー書!「原因」と「結果」の法則

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「原因」と「結果」の法則

 「聖書」に次いで1世紀以上もの間、多くの人々に読まれ続けているベストセラー書の翻訳版。
 「現実がままならないのは、すべて悪しき思いによるもので、環境のせいではない。結果としての成功も失敗も、その原因は必ず人間の心の奥底にある支配的な思いにある」

人生は「原因と結果の法則」に従って作られる

 人は「自分が考えたとおりの人間」になり、「考えた通りの人生」を生きている。思いは「種」で、行いは思いの「花」、喜びや悲しみはその「果実」である。私たちは自分が育てた甘い果実、あるいは苦い果実を収穫し続ける。
 中でも「人格」は、自分の「思いの総和」である。自分自身の思いによって自分を素晴らしい人間に作り上げることも、破壊することもできる。正しい思いを巡らし続ければ、崇高な人間になり、誤った思いを巡らし続ければ獣のような人間になる。人はその作り手であり、主人である。
 人は、自分の思いの主人である。状況に対処するだけでなく、自分を望み通りに思いを作り上げることができる。弱く落ちぶれた状態にあるときでも、人は自分の主人である。ただ、その時は、自分を間違って治める愚かな主人といえる。
 賢い主人になるには、自分の人生を作り上げる法則を知ることである。そうすれば自分を知的に管理しながら、豊かな実りになる思いを次々と巡らせることができるようになる。
その前に自分の内側で機能する「原因と結果の法則」を知らなくてはならない。それは自分で試し、経験することで初めて機能する。

人間の心は庭のようなもの

 知的に耕されることもあれば、野放しにされることもある。ただ、どちらの場合にも何か生えてくる。種を蒔かなければ、雑草が生い茂るだけである。
 優れた園芸家は庭を耕し、雑草を取り除き、美しい草花の種を蒔き、それを育み続ける。同様に、あなたは自分の心の庭を掘り起こし、不純な思いを一掃し、清らかな思いを植え、育まねばならない。その作業を続ければ、自分か心の園芸主任であり、人生の総責任者であることに気づくはずである。自分の思いが自分の人格、環境、運命の形成にどれだけ大きな影響を与えているのかを知ることなる。

人間は「原因と結果の法則」に従い、常にいるべき場所にいる

 あなたをそこに運んできたのは、あなたの思いである。人生に偶然は無い。あなたはなるべくしてそうなった。人は進歩し、進化する生き物である。どんなときにも学び、成長するために最適な場所にいる。そこで必要な学習を積めば、その環境は必ず次の環境にとって変わられる。
 ところが「自分は環境の産物だ」と思っていると、環境に打ちのめされてしまう。自分が創造のパワーそのものだということを知るべきだ。土壌と種を自由に管理できるのだ。それが分かれば、自分が自分の主人になれる。
 自分の心を管理し、人格の向上に努めれば、環境は思いから生まれるものだということを知ることになる。自分の心の状態と環境は、常に連動しているものであることに気づく。
 

心に蒔かれた「思い」という種は、みな同じ花を咲かせ、同じ実を結ぶ

 環境は自分の内面で形作られる。好ましい環境も、好ましくない環境も、結局そこに住む人の思いが生み出したものである。いつも気高い思いを巡らせている人が、邪悪な道に落ち、苦悩することなどあり得ない。反対に弱い思いばかりを巡らせている人が気高い目標を達成して真の幸せを感じることもない。
 人は思いの主人であり、人格の制作者であり、環境の設計者である。自分の運命を決定するのは、自分なのである。
 私たちの運命を決定するものは、私たち自身の中にある。私たちは自分自身にのみ束縛される存在である。自分こそが自分を束縛する看守であり、自分を束縛から解放する救済者でもある。

感想

 本書の原題は『As A Man Thinketh』です。1902年に書かれたものですが、今も世界中で読者を増やしており、聖書の次に売れているといわれています。
 著者:ジェームズ・アレンは、古来の複雑な人生哲学、神学、形而上学などの余分な部分をそぎ落とし、わかりやすい哲学を展開しました。それが後の自己啓発書作家の心を捕らえました。
 ナポレオン・ヒル、デール・カーネギー、オグ・マンディーノなど、成功哲学の元祖たちが、実はもっとも影響を受けた伝説のバイブルが本書だといわれています。
 ちなみに著者は他に18冊の本を書いています。いずれも今なお世界中で読者を増やし続けています。うち何冊かはすでに訳書が発売されています。
 ただこれだけの大ベストセラーの作家でありながら、著者の収入は乏しかったようです。
彼は、自分のメッセージを少しでも多くの人に届けたいという思いで、何とすべての著書の国外での著作権を放棄していたからだそうです。

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