カラメル色素に含まれる発がん性物質とは

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カラメル色素は怖い

カラメル色素は、ソース、清涼飲料や炭酸飲料などの飲み物、洋酒、菓子類、ラーメン、スープ、しょうゆなどの多くの食品に褐色をつけるために使われています。

ところが、カラメル色素の種類によっては、発がん性物質が含まれているのです。それは、4-|メチルイミダゾールという化学物質です。

カラメル色素には、カラメルⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳの4種類があります。それらは次のようなものです。 ・カラメルⅠ……デンプン分解物、糖蜜、または炭水化物を熱処理して得られたもの、あるいは酸もしくはアルカリを加えて熱処理して得られたもの。 ・カラメルⅡ……デンプン分解物、糖蜜、または炭水化物に、亜硫酸化合物を加えて、またはこれに酸もしくはアルカリを加えて、熱処理して得られたもの。 ・カラメルⅢ……デンプン分解物、糖蜜、または炭水化物に、アンモニウム化合物を加えて、またはこれに酸もしくはアルカリを加えて、熱処理して得られたもの。 ・カラメルⅣ……デンプン分解物、糖蜜、または炭水化物に、亜硫酸化合物およびアンモニウム化合物を加えて、またはこれに酸もしくはアルカリを加えて、熱処理して得られたもの。

これらのうちⅢとⅣには、アンモニウム化合物が原料として含まれており、それが変化して副産物として4-|メチルイミダゾールができてしまいます。それについて、アメリカ政府の国家毒性プログラムによるマウス(ハツカネズミ)を使った実験で、発がん性が確認されたのです。

もともとカラメルⅢについては発がん性が疑われていました。というのも、カラメルⅢを4%含む飲料水をラットに104週間与えたところ、脳下垂体腫瘍の発生頻度が明らかに高くなったという実験データがあったからです。その危険性が、改めて確認されたということなのです。

そのため、今アメリカでは、カラメル色素の安全性がひじょうに関心を集めています。 なぜ、がんを起こすのか

4-|メチルイミダゾールはなぜ、がんを起こすのでしょうか?

それは、その化学構造が人間の遺伝子(DNA)の塩基に似ているためと考えられます。

遺伝子は4つの塩基によって、構成されています。シトシン、チミン、アデニン、グアニンです。

これらの塩基に異常が起こると、細胞は突然変異を起こし、がん化することが分かっています。

カビ毒の一種にアフラトキシンというものがあります。ひじょうに発がん性の強いカビ毒です。これは、DNAの塩基に化学構造がよく似ています。そのため、DNAの塩基のなかに入り込んで、DNAの構造を変えてしまい、その結果として細胞が突然変異を起こして、がん化すると考えられています。4-|メチルイミダゾールも、同様に作用すると考えられます。

4-|メチルイミダゾールの化学構造は、とくに塩基のシトシンとチミンに似ています。そのため、それらの構造を変えてしまい、その結果として細胞のがん化が起こるのではないかと考えられます。 カラメル色素が使われている食品はとても多い

カラメル色素は天然着色料のなかで最もよく使われている添加物です。...
色素」と表示された製品にはⅠやⅡが使われていることもあります。なので、それらの製品をすべて危険ということもできないのです。

しかし、カラメルⅢかⅣが使われている可能性ももちろんあります。

ですから、ⅢとⅣが使われているかもしれないと思って、「カラメル色素」または「着色料(カラメル)」と表示された製品はできるだけ買わないようにしたほうが無難でしょう。

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