女性の生き方の一つの例。

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群れない媚びない こうやって生きてきた

下重暁子さんと黒田夏子さんが対談した内容がまとめられた本。

幼少期のこと、戦争体験、恋愛、仕事、人生のあらゆることについて語っています。
老いていくことさえも前向きに捉えていることを感じると、すごく憧れてしまいます。
私が、この人たちみたいな年齢になったとき、こんな風に明るく人生を振り返れるのかしら?
というか、それまでずっと友だちだと言える相手がそもそもいるのかしら?

「群れないこと」「媚びないこと」その両方ができている女性ってどれくらいいるのでしょう?
学校に通っている時は、女子のグループができていて、そこに属さないことはすなわち、学校生活が円滑に行えない、とまではいかなくてもなんらかの支障が出てしまうと思います。
集団行動にうまく馴染めない子がいて、集団の中でうまくやるために愛想笑いばかりしてみたりして、集団に属しているがために悩みごとも多くなったりして、私自身はそういうことがすごく苦手でした。
社会に出れば、うまく媚びている人が上手に世渡りしていくのを不公平に感じたりすることもあります。
そういうことをしなかったお二人はそれだけで強い人なんだと思います。

対談なので、会話がずっと続いていく形式なのですが、その中にすごく惹かれるような一文があって、自己啓発ではないけれど、それに近いような何かヒントにしたいと思える考え方が随所に見受けられます。
お二人と同年代の70代以降の人たちが読めば、自分と同じ年頃でこんなに活動的な人がいるんだ、と元気をもらえるだろうし、お二人よりもずっと若い世代が読んでも、女性としての生き方の参考になって、ちょっと前向きになれる気がします。

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