古武術で学ぶ5つの「体の使い方」

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古武術で毎日がラクラク!―疲れない、ケガしない「体の使い方」

古武術で学ぶ5つの「体の使い方」

① 疲れない立ち方

  • 軽く胸を落とし、背中からお尻まで、自然な丸みを帯びたひとつの線にする。ひざは突っ張らずに、ゆるみを持たせる。重心は足の裏の中心、 いわゆる土踏まずに置く。イメージとしては、体が浮いている。
  • 師匠の原点は、剣道以前の剣術だ。現在の剣道はぐっと胸を張らせるが、師匠によれば、「あれは明治時代からのこと」。
  • ドイツ式の直立不動の「気をつけ」が、いろんな分野に導入されたらしい。空手も古流は師匠がすすめるような胸を張らない姿勢だったらしい

② 階段の上り方

  • 右手、右足を同時に出すのがナンパ歩き。もともと日本に体育やスポーツという考え方はなかった。体を動かすのは仕事のとき、と決まっている。その場合、同じ側の手と足を同方向に出すほうがやりやすかった。
  • 今の街中でナンパ歩きは、ちょっと勇気がいる。でも人目を気にせずナンパでラクができる場所が、ひとつだけある。それは階段。

③ 「1本足の下駄」は家事のお伴

  • 甲野師匠は、一本歯の高下駄を愛用している。ヒール、って下駄では言わないだろうが、推定十数センチ。片一方だけ履かせてもらった。トラックから見た景色と、乗用車のそれとの違いぐらいはある。師匠、これでスタスタ歩き、カタカタ走る。
  • 一本歯の下駄は、「蹴らない歩き」の練習に最適だ。手足ではなく体幹(体の胴体などの中心部分)を使う、という基本が叩き込まれる。

④ 鉄人28号歩き

  • 要するに、早い話が、歩くとき、かかとを上げてつま先で蹴らない。いわゆるウォーキングとは逆になる。師匠によると、あの大きく手を振る動きは、腰にこたえる。
  • 甲野流古武術では、足で地面を蹴って歩かず、手も振らない。
  • そして、それとは別に、武術的な体づくりのために、足を踏み出すとき、足のかかとから先に上げず、足の裏全体をホバークラフトのように、地面と平行に浮かせて歩く。

⑤ モノを捨う術

  • わっ、道にダイヤの指輪が落ちている。誰も気付いていない。ただしあなた85歳、腰が悪い、とする。モノを拾うときは、 一挙に体を曲げずに、いったん腰を落としてから、というのが老人向けの常識になっている。
  • しかし「えっこらしょ」と腰を下ろしてしまうと、体がソコで安定し、元に戻りたくなくなる。立っている状態を体に刷り込んで、体を「形状記憶合金」にするのが甲野流。具体的には、足裏を「垂直離陸」で浮かせつつ、体のほうは沈ませる。

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