映画にまつわるストーリー

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映画篇 (集英社文庫)

映画篇
太陽がいっぱい
明るく活発でクラスの中心的存在の龍一。教室の隅で1人いるような僕。まったく接点のない僕らは、あるきっかけが原因で繋がる。映画という共通点で。そして、2人の認識は、太陽がいっぱいのラストはあり得ない。主人公は絶対に捕まることはあり得ないというとこと。
中学へと進学しても、2人の仲は相変わらずだったが、高校進学を目前にして、2人の仲が徐々に変化していく。お互いの家族環境と僕が民族学校へとは進まず、日本の高校へと進学するという状況も手伝って。
堕ちていく人生の龍一と順調に普通の人生を歩んでいく2人。疎遠になっていた2人だが、僕の小説が映画化することが、きっかけで変化が訪れる。
ドラゴン怒りの鉄拳
わたしの連れ合いが死んだのは2月のひどく寒い日のことだった。それから、わたしは、昼夜逆転のような生活となり、毎日同じ時刻に目が覚めている。11時46分。どうしてこんなことになってしまったのだろう?
外からとの接触を避けつづけたある日、電話線のプラグを、差し込み口に入れると、しばらくすると、電話がかかってきた。それは、死んだ連れ合いへのレンタルビデオ屋の返却延滞の請求電話だった。
恋のためらい/フランキーとジョニーもしくは トゥルー・ロマンス
ねぇ、一番好きな映画ってなんなの?それが、僕と石岡が初めて交わした会話だった。高2の初夏のことだった。石岡は学校を休みがちの上、誰かと喋っているのを見たことがなかった。僕も誰かに気軽に話しかけるようなタイプではなかった。
いつものように、石岡が休みがちになり、何故か来ないのか気になりつつも誰に聞くわけでもなくなんとなく過ごしていた時に、突然、石岡から電話があった。一緒に、映画が見たいんだけど、と。
ペイルライダー
ユウは、その日はいつものように起きることができなかった。昨日。怖い映画を見た為に眠ることができなかったせいだ。いつとなら、怖い映画を、見ても父と母の間に寝れば怖い夢を、見ることなく朝までぐっすり眠ることができたのだが、その日は違った。二人の押し殺した声が、聞こえた来たからだ。離婚、親権などの言葉が、途切れ途切れに聞こえてきた。
愛の泉
おじいちゃんの一周忌がやってきて、久しぶりに鳥越家の面々が集合することとなった。一周忌といっても、おばあちゃんの家の近くにある中華料理屋を借り切って、ご飯を、食べるだけの集まりだった。
いつも明るいおじいちゃんの一周忌なので、ノリノリとは言わないまでも明るい雰囲気になるかと、思いきや、そうではなかった。そう、おばあちゃんの落ち込み方がひどかったのだ。おばあちゃん独特のオーラだいじょうぶオーラが、消えかかってしまっていた。そこで、孫たちはおばあちゃんを慰めるべく、計画を立てる。

感想

最終的に全てのストーリーがリンクするストーリーは楽しい。温かい気持ちになれる。

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