グーグル、ネット覇者の真実から学ぶ、5つのコダワリ

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グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ

グーグル、ネット覇者の真実から学ぶ、5つのコダワリ

① Googleの野望

  • 「私たちの野望は、グーグルがより良い世界をつくる企業になることだ。私たちは、ある程度の短期的収益を犠牲にしても世界にとってためになることをする企業になった方が、長期的には株主や他の関係者に利益をもたらすと固く信じている。これは私たちの企業文化の重要な側面であり、社内でも広く共有されている」
  • 次のアップルかマイクロソフト、あるいはそれらを超える企業になるという共通の夢だけがその存在意義だった。一日が終わると、人々が帰宅するような時間になっても、グーグルの若いエンジニアたちはほんの1、2年前まで大学でやっていたような雑談に興じ、仕事について熱く語り合った。

② 徹底したコストへの意識

  • 「検索リクエストをひとつ処理するたびにお金がかかる。広告収入が得られるようになるのはまだ先のことだった。そこでペイジとプリンとヘルツルは、可能な限り安くインフラを構築する方法を考えたんだ。」

③ 低レイテンシーの追求

  • 「彼 (ラリー・ペイジ) は常にあらゆることを測っている」
  • 検索結果の戻りが遅いと「ユーザは検索し直すことを無意識に嫌がるようになる」とヘルツルは言う。「あるいは検索リクエストを別の表現で入力し直すより、全く別の情報を探そうとするかもしれない。ユーザに直接聞いても、そうだとは決して答えないだろうが、全体のデータを見れば一目瞭然だ。」
  • スライドショーが 3 倍速く動くようにすると、改善策について発表があったわけでもないのに、実施当日の「ピカサ」サイトのトラフィックは 40% 増加した。

④ 優秀な者のみの集団とするための採用委員会

  • 採用プロセスの一環として設けられている採用委員会は、入る資格のない者たちは決して中に入れまいとするグーグルの守護者の一団。
  • 面接中の彼はどんな様子だったか?相手の目を見て話していたか?好人物であるように思えたか?君だったら隣の席に座ってほしいような人物か?といった質問をを採用担当者に矢継ぎ早に浴びせる。
  • 自分の仕事について隅々まで理解しており、自分の行動を弁護したり、自分の考えや気持ちをきちんと相手に伝えたりするスキルを持ちあわせていないとやっていけないので、採用段階で見極める。
  • 会社の受付係に無作法な態度を示すような候補者は、問答無用で採用対象からはずす。

⑤ 大企業になると…

  • (上場後) つまり、グーグラーたちは裕福になるにつれて保守化していったのだ。
  • グーグルとユーチューブの社内で交わされていたメールやプレゼン資料を比較すると、両者は著しく対照的な企業であることがわかる。グーグルビデオ・チームは上層部から承認とアドバイスを得るために膨大な時間を費やしていた。…ユーチューブでは、上司のために大量のスライド資料を何度も書き直す必要はなかった。彼らは自分が正しいと感じたことをやるだけでよかった。
  • この問題で直面した状況は、グーグルを苦しめてる問題の縮図だった。小さな企業がテクノロジーと頭脳の力を駆使して、既存のビジネスモデルは文化的伝統をかき乱せば、その企業は魅力的で刺激的だと賞賛され、かたやライバル企業は既得権にしがみつく守旧派のいじめっ子というレッテルを貼られる。しかし、資金力の豊富な巨大企業が市場をかき乱すと、その企業がいじめっ子と見なされ、ライバル企業は(たとえ、よこしまな意図で行動していても)同情を集められる。

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