名コピーを見て、その時代の余韻に浸る。

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心に残る名作コピー

225のコピーを、当時の広告と簡単な解説で紹介している。
その時代の世相を切り取ったような、凝縮された名言たちに感動する。
特に印象的だったコピーを一部抜粋。

「このままじゃ、私、可愛いだけだ。」 (朝日新聞)

女子高生役の鈴木杏さん。広告写真とキャッチコピーがマッチしすぎていて、一番印象に残った。
自分は可愛いという前提で、知的な新聞を読まないとそれ以外取り柄がない。
と、女子高生が心で語るからこそ響く名コピー。新聞や本を読む事で知的になると煽る広告よりも、
よほど効果的だと思った。

サラリーマンという仕事はありません。(西武セゾングループ)

さすが糸井重里さん!といわんばかりのバッサリ感。
お金をもらっている人=サラリーマンって、確かに違和感があるし、必要ない言葉だと思う。
サラリーマン、会社員、ビジネスマン、企業名ではなく、誰のためにどんな仕事をしているか、
自信を持って言えるようにしたい。

恋が着せ、愛が脱がせる。(伊勢丹)

恋を何年、休んでますか。(伊勢丹)

眞木準さんの伊勢丹シリーズは、ダジャレのようなテンポだけれど、余韻がとても印象的。
女性に向けたメッセージだけれど、男性もついドキッとしてしまう。

感想

だんだんネット広告が主流になってきて、読み手の多様な捉え方や余韻ではなく、
如何に効率よく集客できるかという点が注目されるようになると、今までのような名コピーは生まれづらくなるだろう。
より多くの集客だけではなく、少なくとも一人一人の人生に影響を与えるくらいの広告。そんな意義があっても良いと思う。

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