零戦は如何に太平洋戦争を戦ったか。「零戦燃ゆ」 1/7巻

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零戦燃ゆ〈1〉 (文春文庫)

零戦は緒戦のハワイ奇襲を成功させる立役者となり、南方作戦を有利に展開する非常に重要な存在だった。第一巻では開戦からミッドウェー前夜までを扱う。

南方作戦の要はフィリピンの米軍基地を叩くことであった。従来の航空機では不可能だった台湾からの渡洋攻撃を零戦は成功させる。天運も味方し、日本軍はフィリピン米軍航空群は壊滅させる。

チャーチルを動転させたマレーシア沖開戦が始まる。この戦いでイギリスの最新鋭戦艦プリンス・オブ・ウェールズとレパルスを撃沈し、インド洋までの制海権を確立する。

緒戦においては敵なしの零戦。しかし、F4Fとの空戦を通して早くも零戦の弱点が露呈する。米軍はサッチ・ウィーブ戦法などの集団戦法を考案していく。

ラバウルに徐々に結集する零戦。やがて一大拠点となるこの地で零戦の奮戦が始まる。ポートモレスビーからの爆撃も強まり、空の一大航空戦が繰り広げられる。

ポートモレスビー攻略を狙った空母同士の戦闘に零戦は奮闘するが、その損耗率の高さから徐々に消耗する零戦パイトット達。特にベテランパイロットの損失はミッドウェー作戦にも響いてくる。

南太平洋海戦は日本軍にとって戦略的敗北であった。しかし、その分析を怠る日本軍とは異なり米軍は着実に零戦対策、そして空母の運用について理解を深めていく。

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