この道ひとすじ 心ゆくまで食べずして何のための人生かー

1524viewsさとみさとみ

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食べることは、生きること 世界一のてんぷらをあげる

この本で印象に残った素敵な言葉

目の前のお客さまを大事にする
決して慢心しないそれがプロたるゆえん

「正しい料理は体にいいし、太らない。」

正しく作られた天ぷらは食べても太らないし、胃ももたれないそうです。

大きな病気をした方が、食べることができるというだけで幸せだと感じるといった話も書かれていました。
私は健康なんですが、その気持ちはなんか分かります。美味しい料理や愛情がこもった料理を食べるのって、最高ですよね♡

「目の前のお客さまを大事にする」-それを池波正太郎さんが教えてくれた。

著者の近藤さんは作家の池波正太郎さんが、職人として愛した方だそうです。

オバマ大統領の予約を断ったことで、以前、近藤さんのお店は話題になっていたことがありました。そのいきさつも本の中で書かれていました。

政府から連絡が入った時には、すでに予約が90名ほど入っていて、対応できなかったからだそうです。

それを受け入れると90名のお客さまの予約をお断りすることになるーそれはできないとなったそうです。

来て下さるお客さまを大事にすることー当たり前のようでいて、なかなか難しいですよね。

近藤さんは、以前からそういう思いで仕事をされていましたが、ある時、あらためて池波正太郎さんからそういう姿勢を教わったそうです。

近藤さんがお客さんに頼まれて、おそるおそるサインを頼んだ時のこと、

池波正太郎さんは、「いいよ。俺のファンだもん。」と気軽に応じてくれたそうなんです♡

自分に置き換えてみれば、今、目の前のお客さまを大事にすることだーそう近藤さんは思われたそうです。

「相手を思いやって大事にすることで、相手からも返ってくる。」

近藤さんは、仕入れの時に値切らないそうです。支払いも即その場でされるそうです。

仕入れの時って、1ケ月ごとに仲買人に払うのが通常のやり方らしいです。その間、仲買人は立て替えをしている状態になるらしいです。そして、だいたい仲買人が仕入れるときは、仕入先に3日ごとに支払いをするそうです。

だから、仲買人が立て替えをしなくていいように近藤さんは即金で支払いをされるそうです♡

生産者の方へはお礼をかねて、2年に1回は必ず訪ねていくそうです。

本当は1年に1回は訪ねたいところだけど、お店の定休日を利用して行くので、それが限界だそうです。

ちなみに定休日は日曜日だけだそうです。

また、不作で買い手がつかない時は、必要がなくても購入するそうです。

そうやって、相手を思いやって大事にすることで、相手からも最高の食材を提供するという形で気持ちが返ってくるそうです♡

「安倍総理のリーダー力はすごい。」

以前、安倍総理とオーストラリアのアボット首相の晩餐会の食事の用意を近藤さんがされたそうです。ちなみに、このときは定休日の日曜日だったので、対応できたそうです。

その時の安倍総理の食べ方を見て、近藤さんは安倍総理のリーダー力をすごく評価されていました。

ホストの食べ方って大事だそうです。そして、安倍さんの食べ方は素晴らしいそうです。

「美味しい天ぷらの作りかた」

油っぽさも失敗もなし。これが近藤流の作り方。揚げたものをペーパータオルで包んだりといった天ぷらを美味しくつくるコツが書かれていました。

感想

この本を読んで、泣きそうになりました。なんかじーんと来たんです。最近、マシにはなってきたんですが、基本的に涙腺が弱いです。この本のなかで何気なくつづられた言葉のなかに、その歩んで来られた道のりが感じられるような気がしました。言葉だけのパーフォマンスではないー職人としての自信、誇り、歩いてきた道のりの重みのようなものを感じました。たゆみない努力、食材への愛、生産者や仲買人への思い・・・ホントの職人って、こういう方のことを言うんでしょうね:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

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