”読むだけ”で読解力アップ! 簡単なルールを身につければ苦手な国語が得意科目に!?

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読むだけですっきりわかる国語読解力 (宝島SUGOI文庫 D こ 2-4)

この本の特徴

  • 読むだけで読解力が身につくように設計された『読む問題集』
  • 小学生でもわかるように易しい文章で書かれている
  • ”ルール”を学べば、算数の問題を解くように国語問題が解けるようになる

今すぐ点数を上げたいなら選択問題を攻略せよ!

第一章では、すぐに効果を実感しやすい選択問題の解き方が取り上げられている。

  • 作者が最も言いたいことは、『最初』と『最後』に書かれている可能性が高い
  • 読んでいる文が『主張』なのか『主張を納得させるための例』なのかを見分けること
  • 重要なことは何度も繰り返される

四つの対立概念を理解しよう

具体的と抽象的

具体的・・・対象が絞られている

  • 固有名詞は具体的
  • 「ある」が頭にくっついている・特定の誰かを示している言葉は具体的
抽象的・・・いくつかの物事の共通点を表している
  • 『この二人は』など、いくつかのもの(人)をまとめると抽象的になる

絶対的と相対的

絶対的・・・相手がなんであろうと変わらないもの
相対的・・・相手によって変わるもの

普遍と特殊

普遍・・・大多数の人が納得すること/大部分で当てはまること
特殊・・・ある『条件』や『時代』にしか当てはまらないこと

主観と客観

主観・・・自分の持っている先入観・感情が入っている
客観・・・誰もが納得できる・事実

小説や物語の読み解き方

文章は・・・

  • 情景描写――事実を述べた部分
  • 心理描写――主人公の気持ちを表現した部分
  • セリフ――内容によって上のどちらにもなる
この三つに分けられる。
ただし、情景描写でも
  • 動作
  • イメージがらみの風景
を表現している部分からも登場人物の気持ちを読み取ることができる。
これらを把握しておけば、問題で問われているのが『事実』か『登場人物の気持ち』かによって、探す箇所を絞り込むことが可能。

ここを押さえておけば混乱しない!

人が建前と本音を使い分けるように、文章にも『建前』と『本音』の部分がある。この章は、正しく『本音』を見抜く方法を中心に書かれている。

  • 本音を見抜くためのキーワードは『主観語』
主観語とは・・・書き手・登場人物の主観が表に出ている言葉
《例》
『駅から十分(も)かかる』
『(もう)三十歳だ』

  • 一方に目立つ内容を置くことで、もう一方から注意をそらさせる手法
例えば、『彼が何を考えているのか(は)わからなかった』という文章の場合、
①わからなかったのは『彼が何を考えているか』ということだけ
②つまり、他のことでわかった部分があるということ

  • 読むスピードを落とさない
『本文の意味を読み取るのに固有名詞は必要ない場合がほとんど』なので、わからない固有名詞が出て来ても気にせずに読み進める。その方が全体の流れをつかみやすい。

  • 修飾語はとりあえずカッコでくくる
修飾語が文章を複雑にしているので、とりあえずカッコでくくっておいて文章をシンプルにしてしまおう。

みんなが苦手な『記述問題』を解くコツ

材料は本文から探す

記述問題を解く手順は、
1.何を問われているのかを確認
2.解答を作るための材料を本文から探す
3.材料の中から絶対に必要なものを選んで解答文を作成

『体言化』の手順

問)傍線部の『それ』とは何を指していますか? 具体的に答えなさい。

このような問題が出された場合は、本文から探した材料を文章にした上でさらに『体言化』を行う必要がある。

(手順)
1.名詞を最後に持ってくる
2.形容詞・形容動詞はそのまま上につける
3.動詞は主語とセットで文の頭に

感想

ここに書かれているルールを使えば、国語の問題が得意になることはもちろん、小説から難しい専門書まであらゆる文書を簡単に短時間で理解できるようになります。また、逆の視点から利用することで『文章力アップ』にも繋がります。
そんなわけで、小・中学生はもちろん、国語が苦手なまま大人になってしまった社会人の方にもオススメの一冊です。

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