貞子再び!恐怖がよみがえる!というより「リング」好きな人にお勧めの小ネタ集です。

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エス (角川ホラー文庫)

あらすじ

安藤孝則は、上司からUSBメモリに入った動画を解析するよう依頼される。それは、中年男性の自撮自殺動画だった。作り物めいているのに、リアルさが伝わるその奇妙な動画は、見るたびに少しずつ変化をしていく。同じ頃、フィアンセである丸山茜も周囲に異変を感じていた。調べ始めた二人の前に現れたのは「リングウィルス」という言葉、そして二人ともにリングウィルスの根本、貞子と浅からぬ因縁があった。

出だしは、名作「リング」のようにはじまります。「リング」では、ビデオテープでしたが、今回はUSBメモリ、隔世の感がありますね。
リング3部作のおさらいを、登場人物の口を借りて説明してくれているので読んでない人でもなんとなくはわかるかと思うのですが、できれば「ラング」「らせん」2作だけでも読んでからの方が楽しめると思います。
正直、「リング」ほどの恐怖はありません。リングの世界で、何が起こってきたのかという後日譚です。「なるほど」と思わせるストーリー運びですが、やや強引かな。懐かしの登場人物も出てきますし、「ループ」の世界はあまり好きじゃなかった私にはこちらの流れの方がしっくりきます。
ただ、あのキャラを借りて作った二次創作のような感じなんですよね。鈴木氏的には、リング&らせん、でもう完結してるのではないでしょうか。ループも無理やり感たっぷりだったし。もっとわくわくさせてもらいたい!んだけど、作者の中に「書きたい!」という情熱が薄れてるような気がしました。貞子の呪縛から一番逃れたいのは作者なのかも。

感想

リングからすでに15年以上の時間が流れているのですね。あの本は、衝撃的だったなあ。

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