犬好き必見!!人生のセカンドチャンスを犬から貰った男のお話。

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ボブという名のストリート・キャット

はじめに

どこかで読んだ有名な言葉にこういうものがある。「われわれすべての人間は、毎日のようにセカンドチャンスを与えられている。なのに、目の前にぶらさがっているものをみすみす逃してしまっている、と。つまり、チャンスは到来するものではなく、気づくものであり、それをふいにするのも、つかみ取るのも自分次第なのだ。そんなひとつの言葉を紹介し、本書のレビューを書いていこうと思う。

ボブとジェームズ

本書のレビューを書く前に、主人公2人を紹介する。まずは著者であるジェームズ・ホーエン。プロのミュージシャンを志していたが、様々な困難に遭い路上生活者となり、薬物依存症を抱える。バスキング(路上演奏)で生計を立てていた2007年の春、生涯の相棒、野良猫のボブと出会う。このボブこそが彼の生活を変えるきっかけを与える不思議な魅力を持った猫である。

本書のキーワード

本書には全編を貫くひとつのキーワードがある。セカンドチャンス。それはだれにでもめぐってくるということ。ジェームズは何度もその機会に恵まれながら、そのたびにふいにしてきた。けれども、ボブとともに生きるというチャンスをしっかりつかみ、人生を大きく変えることができたのだ。

もちろんセカンドチャンスというキーワードはなんとなく分かっていた。でも、僕は別のキーワードもこの本書にはあるのじゃないかと思う。そのキーワードは、自分にとって大切なものは人によって異なるということだ。大切なものが「友達」や「彼女」のような"人間"を挙げる人もいれば、「思い出」のように"カタチのない"ものを挙げる人もいれば、著者のジェームズのように「犬」という"動物"を挙げる人もいる。彼にとっては、ボブという「犬」が大切なものであり、ボブと共に生きることが彼の幸せなんだとこの本は教えてくれたんだと思う。

70万部を超えるベストセラー。その印税のほとんどを寄付。

原書の「Street Cat Named Bob」はイギリスで2012年に出版されると同時に反響を呼び、現在、本国では70万部を超える売り上げを記録し、全世界28カ国で翻訳出版されている。ジェームズがボブといっしょに本のサイン会を開けば、大勢の人が行列をつくり、その様子は動画サイトにもアップされている。

また、印税の多くが彼の元に入りましたが、ジェームズはそのほとんどを動物救済基金に寄付をしました。その理由は「お金はBobと暮らしていけるぶんだけあれば十分さ。これから人を支えていけるような生き方をしたい」と。

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