けんすう社長は「ノマド」や「フリーランス」といった働き方を予言していた!?

1631viewsyukiyuki

このエントリーをはてなブックマークに追加
就職しない生き方 ネットで「好き」を仕事にする10人の方法

登場するのは、2chねるの管理人のひろゆきさんや元ライブドアの堀江さん、メルマガのまぐまぐやニュースサイトのガジェット通信を立ち上げた深水英一郎さん、ニコニコ動画で仏教を説く動画などをアップし一躍時の人となった蝉丸Pさん。などなど、計10人のインタビューが掲載されています。

この本が出版されたのが2010年の5月なんですが、彼らが予言していたことが的中している箇所がいくつかありました。たとえば、けんすうさんはこう言っていました。

けんすう:これから人に雇われない生き方が、もっと広がっていくと思うんですよ。僕のまわりの人たちが、みんなそうなっていってるから。

うーん、さすがけんすうさん。2010年当時がどうだったかはあまりわからないけど、今でこそ「ノマド」という働き方や「フリーランス」という契約の仕方、「起業」といった言葉が大学生や高校生に浸透しつつあるような気がします。

たとえば、「ノマド」という働き方の第一人者はぼくの中で安藤美冬さんのイメージが強いわけですが、彼女は2010年当時はまだ集英社で働いています。それに最近よくネットで取り上げられる「意識高い系」についても2010年当時はその言葉自体生まれていなかったと思います。

ところで、この本は「自由」「就職」といった言葉がキーワードだと思うのですが、 「自由」や「就職」ってどういうことなのでしょうか?本書に出てくる人々は、ある程度の「自由」を勝ち得た人です。では、「自由」を勝ち得た人々は悩みはないのでしょうか?

本書の一番最後にけんすうさんとひろゆきさんの対談があり、こんなことを言っていました。

ひろゆき:会社員はいやな仕事もあるし自分では解決できない事も多いから「悩み」になる。経営者やフリーだったら、悩みはなくなる。でも、そもそも食べられないっていう、もっと大きな問題がでてくるけどね!

けんすう: 起業した場合は、うまくいかないかもしれないけど、もしかしたら、すごくうまくいくかもしれない。食べられなくなって死んじゃう人は、まだそんなには、いないですよね?

ひろゆき:生活レベルが下げられる人ならね。

おそらく、「起業」や「自由」という選択肢をとれば、「生活レベル」が下がるリスクがあるけれど、そのリスクを考えたうえで選択することが大事なのだと思います。

さて、もうひとつのキーワード「就職」について。

この本が出版されたときに比べて、様々な就職の仕方が増えたのかなぁというのがぼくの中での肌感です。たとえば、ソーシャルリクルーティングで有名な「WANTEDLY」。Web上で履歴書のようなものを作ることができ、個人が企業に対して自分をアピールすることもできますし、一方で企業は優秀な人材をピンポイントで集めることができます。こういったサービス以外にも、「ココナラ」といった自分のスキルをWeb上で500円~売ることができるといった流れも来ているのが、2010年当時とちがうのかなあと思います。

つまり、「リクナビ」や「マイナビ」に登録して、説明会に行って...面接して...という手法以外が徐々に世の中に知られていっているのかなぁと思ったり。2010年時点では就職の仕方の入口が増えたのかと。

結局のところ、働き方が変わりつつあり、彼ら(本書に登場する人々)はそれを2010年より前から自分のすきなことややりたいことをなりわいにしています。ひとつひとつのインタビューもそんなに長くないので、1時間もあれば読めるので、「働き方」ということに興味がある人はぜひ。

就職しない生き方 ネットで「好き」を仕事にする10人の方法

就職しない生き方 ネットで「好き」を仕事にする10人の方法

  • 堀江 貴文,西村 博之,塩見 直紀,佐藤 大吾,古川 健介,家入 一真,堀内 議司男,登 大遊,深水 英一郎,蝉丸P

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く