転職を良いものにするために、まず知っておきたい6つの事

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戦略コンサルタント、外資系エグゼクティブ、起業家が実践した ビジネスエリートへのキャリア戦略

転職を良いものにするために、まず知っておきたい6つの事

1.同じ職種でも業界によって年収が変わる

  • 例えば、社内の情報システム担当者という仕事に就いた場合、日系の大手金融機関では30歳で年収800万~1000万円程度となります。それが日系の大手メーカーの社内情報システム部門では、年収600万円程度のことが多いでしょう。人事や経理などの他のバックオフィスの職種も同様に、業界によって年収に大きな差があるのです。スキルはそれほど大きく変わらないにもかかわらず、明確な年収差が生まれています。つまり、人事や経理や社内情報システムという職種に関心があるというだけであれば、業界を選ぶことによって年収をアップさせることができるということなのです。

2.英語が苦手な人は「捨てる」という選択肢もある

  • 結局のところ、英語力というものは、中途半端に身につけていてもキャリア上はあまり意味がありません。もし、ビジネスで使える水準に到達する見込みがないのであれば、投入する時間がもったいないと言えます。思い切って英語は捨てて、他の分野に時間を投入するというのも有力な考え方です。仮に、英語が大嫌いな人が精一杯努力して、どうにかTOEIC600に到達したとしても、実際の仕事ではほとんど使えないと思います。おそらくキャリア上の選択肢もほとんど差が出ないでしょう。

3.専門性を特化させた「尖ったキャリア」を目指す

  • ビジネスの世界では、あらゆるスキルを満遍なく伸ばそうとする"丸いキャリア"は、苦労の割に評価されません。「念のため、このスキルも身につけよう」と保険をかけたつもりが、かえって自分を追い込んでしまうという本末転倒の現象が起きてしまうのです。むしろ「この領域はやらない」という捨てる勇気を持ち、得意な領域や好きな領域に経験を集中させて伸ばすことが極めて大切です。人材市場で高い評価を得るには、「領域を絞り、ライバルよりも高度なスキルや力を身につける」ということがべーシックな考え方になります。

4.転職後のスタートダッシュを怠らない

  • 入社した会社でスタートダッシュをかけて早期に成果を挙げると、周囲から「この人はすごいな」という高い評価を得ることができます。当然、自分のモチべーションも上がります。これによって、ますます仕事に打ち込みやすくなり、成果が挙がりやすくなるという好循環に入っていきます。逆にスタートダッシュを果たせず、なかなか成果を出せないでいると周囲からの評価が下がり、自分も仕事がつまらなくなるという悪循環に陥ることになります。
  • 大事なのは、仮にスタートダッシュに失敗しても、とにかく成果を出すまでがんばり続けてしまうことです。そうやって、好循環に入るように持っていく。成果が出るまではとにかく歯を食いしばる。これが新しい会社に入った時は重要です。

5.「ハブ・キャリア」で業界・業種を飛び越える

  • 一般的にネクストキャリアは、前職までの経験にかなり縛られます。
  • そうなると、自分がやりたい仕事にキャリアチェンジするためには、すでにその仕事の経験を持っている必要があるという"矛盾"が生じます。このような現状から、一般的な転職手法のみでは、大きくキャリアを変えることはたいへん難しいのです。
  • この矛盾を解くために効果的なのが、「ハブ・キャリア」の活用です。ハブ・キャリアとは、さまざまな業界・職種から入ることが可能で、かつ、さまざまな業界・職種へ転出することが可能な仕事です。
  • ハブ・キャリアの代表例は、戦略コンサルタントです。コンサル未経験でもポテンシャル採用で入社することが可能で、かつ、次の転職でも幅広い選択肢が生まれます

6.応募先企業によって書類の書き方を考える

  • メーカーの営業職からコンサルティングファームへ応募する場合、「A商品をX億円売り上げた」と書いても、「うちに入社したら、A商品の営業をするわけではないんだよね。この実績に何の価値があるの?」となってしまいます。問題解決能力を重視するコンサルティングファームとしては、業務の中でどのように問題解決してきたのかということを知りたいと考えています。例えば、「A商品をX億円売り上げた」と単に実績を記述するのではなく、「顧客分析を通じてセグメント別の施策を打ち立て、営業部門の販売戦略を再構築した結果、X億円の売上げを実現」と表現します。このように応募先企業にとって意味のある書き方をよく考えたうえで応募書類を作成することが大切なのです。

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