どんな人にでも起こりうることが広範囲に書かれている。知っているだけで予防できることもあるかもしれない

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極限状態の心理学―無人島で人はどんな行動に出るのか?

1がけっぷちの行動心理

極限状態では人間はいつもは決して選ばないような極端な判断をしてしまう
無人島で生き抜くには、平等と、集団の秩序を保つリーダーシップがあることが重要
規律が厳しい軍隊で常に死と向かい合っていると、人間はロボットとなり罪悪感なしに虐殺が行われる
災害直後、人間は感情を封じ生きることに全力になる。感情が戻ると虚脱状態を経て幸福感がわいてくる
タイタニックの事故では、まさか自分が事故に合うはずがないという過信が死を招いた
社会から疎外された人間は自分にも他人にも愛情を感じず、誰でもない誰かに対して攻撃性を発揮する
通り魔事件の容疑者に共通することは、彼らがコミュニケーションサークルから疎外された経験を持つコミュニケーション弱者であったという履歴だ
犯罪心理学者の作田明氏はだんだん連帯感が薄れてきた日本の社会に問題があるかもしれないと言っている
貧困は人間関係を破壊する
宗教や学問は、監禁という状況で大きな心の支えになる
不確実で関心の高い情報を得た人間は、情報を単純化し、ゆがめてパニックに陥る

2恐怖心が生み出す奇妙な現象

犯人を好きになるストックホルム症候群
集団行動は過激行動にむかいやすい(リスキーシフト現象)責任の拡散とリーダーシップが原因
生命の危機に直面すると人間の体は金縛りにあう

3パニックを呼ぶ集団心理

意思決定が集団から個に戻ると、それぞれ勝手に行動しパニックとなる
訓練の有無がパニックを左右する

4追い詰められた自殺の心理

自殺する人が抱く感情とは、深い孤独感、極度の無価値感。
良心は、非常に批判的で、愛情に乏しい(超自我)
超自我への攻撃という怒りが自殺を起こす
自殺者の心理的傾向には3つの特徴がある1自我の狭小2自罰反応3非現実への逃避

5加害者心理と被害者心理

被害者心理・いじめられっこはいじめを受け入れる
加害者心理・自分の弱い部分をいじめられっこに投影する。つまり自分の延長上のものになる
いじめの原因を被害者に求めても問題は解決しない
虐待する親もされる子も虐待を自覚していないことがある
親を殺すことさえある身放された子どもの絶望
子どもを追い詰めてしまう親のエゴとは、子どものためといいながら、本当は自分の考えが正しいことを証明したいだけ
フロイトによれば、甘えようとする相手から拒絶されたと感じたとき、深刻な恨みが生じる
過度に期待をかけられた子どもが犯罪に走るような場合、親は社会的に恵まれた教養のある人たちである場合がおおい。
大切なのは、子どもには好奇心のままに色々やらせ、わが子として認めてあげること。
DVの被害者→優しい自分に酔う
DVの加害者→見捨てられたと勝手に思い込む
ストーカーの加害者→境界性パーソナリティ障害の症状が見られるという指摘もある

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