幼い頃、人の形に作った紙に願い事を書いて、母と共に川に流した

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ひとがた流し

地味だけど中身の濃い一作

幼馴染の女性3人の淡々とした日常が丁寧に描かれている。

主人公3人は共に青春時代を同じ場所で過ごし、それぞれの道を進みながらも関係は続いている。
そんな中、ニュースキャスターをしていた千波が不治の病に侵され、3人をとりまく日常は少しずつ変化していく。

感想

北村さんの作品に出てくる女性はいつも、派手ではないけれど芯の強いキャラクターとして描かれていると思います。
今回も「3人の幼馴染+その娘2人」の五人がそれぞれの道をしかっりと歩んでいて、五人とも主人公のようです。
一つ一つのセリフにとても説得力があって、じっくりとその意味を考えたくなるような心に残る言葉がたくさんあります。
癌に侵された千波の言葉や生き方、考え方は共感できる部分も多かったです。

牧子が歌う「月の砂漠をさばさばと~」は北村ファンならば、にやりとしたはずです。

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