糖尿病に対しての古典的な取り組みに脱帽!

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糖尿病は薬なしで治せる (角川oneテーマ21)

糖尿病は医者に治してもらうものではない。自分でコントロールする!

「薬を使わず、食事と運動だけで糖尿病を治したお医者さん」として読売新聞に取材された著者が、
糖尿病といかに向き合ったかを知るし た本。
 闘病記とは言え、医師が記しただけあって、糖尿病の歴史や疾患のメカニズム、治療法までかなり踏み込んで記載されています。また食事や運動が血糖値に与える影響を、自ら血糖値を測定することで一つ一つ明らかにし、独自の考察まで加えているところは、科学的な視点に裏付けられて非常に面白いです。

糖尿病への取り組み

  • まずは規則正しい食生活に 1日3食
  • 食事の量と内容を見直す 空腹と戦う
  • 外食は半分残す -甘すぎる果物に注意
  • 血糖測定器を活用し、対策を練る グリセミックインデックスの考え方
  • 運動の習慣を作る 普段は30分の歩行で十分 たまに激しい運動をしてもよい。

高血糖症と糖尿病

血糖値が高いと一口に言っても、合併症の有無によって高血糖症と糖尿病に区別した方がよいのではという提案。合併症対策には、血糖を下げる薬よりも、血圧コントロールが重要。

  • 一病息災の考え方を。「自分の健康は自分で守る」
 高血糖・高血圧・高脂血症の根っこは一つなのだから、一対一対応で薬を開始することへの疑問。内服薬には副作用もある。また内服により、根本的に合併症の進行を防げない。薬を飲むことで安心し、生活が改善されない状態で合併症が進むことが最も心配。

感想

2001年という時代背景から、食事は古典的なカロリー制限法を取り入れています。現在であれば糖質制限も選択肢に上がると思います。デジタル計で食べ物の重量を測定しノートに記録するなど、ストイックに生活改善に取り組む様は、読者に「同じことは私には無理…」と思わせる気迫が十分ですが、清々しさを感じます。

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