グールも人間もそれぞれの感情、それぞれの正義があるということ

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東京喰種トーキョーグール 2 (ヤングジャンプコミックス)

「喰種」の内臓を移植され、徐々に怪人へと近づいてゆくカネキ。
葛藤の中、「あんていく」で働くことを決意したカネキの前に、“白鳩"と呼ばれる「喰種捜査官」が現れる。
天敵は貪欲に、狡猾に、「喰種」を追っていた──!

グールの集まる喫茶店“あんていく”で店長・芳村(よしむら)の元、金木はアルバイトを始めます。
そこにグールの笛口母娘が姿を見せます。
母娘があんていくに訪れたのは肉をもらうためです。
「自分で狩れないから」
彼女たちは人間を殺すことができません。
人間を殺すことができないグールは自分だけでないということを金木は知ります。

「ウチのスタッフと“食糧調達”に向かってもらいたいんだ」
「!!」
「僕は人殺しはッ…!」
店長芳村の言葉に拒否する金木。
しかし、店長はその後続けます。
「ああ、違うよ」
「人を殺めるようなことではない」
ということで、食糧調達に同伴することに。

四方さんと向かったのは自殺スポットです。
崖の下にいる自殺者の死体をバッグに入れるように言われます。
しかし、死体に触るのを躊躇う金木。
「――何だよ…こんなこと僕にできるわけ…。……!」
その時、四方さんが死体に向かって手を合わせます。
グールの中には人間と同じ感情を持つものもいると知ります。

その後、金木たちがいる20区に捜査官が訪れます。
「極めて愚劣(クズ)な“喰種(クズ)”ですね。真戸さん」
「全くだよ。亜門くん」
一等捜査官の亜門鋼太郎と上等捜査官の真戸呉緒たちです。
彼らはすべてのグールを悪と決めつけ狩ることを目的に行動しています。
グール親娘を追い詰め母親のリョーコを殺します。

仇をとるためトーカは捜査官に襲いかかりますが、四人のうち一人を倒しただけで返り討ちにあってしまいます。
傷を負ったトーカは金木に話します・
「私みたいな人殺しが死ぬのはいい…」
「人間の中にもいいやつがいるのはわかってる…」
「リョーコさんやヒナミみたいな”喰種(グール)”が、一方的に殺されるのは我慢できない…」
「何も知らないクセに。何も見てないクセに」
この話を聞いた金木は思います。
「彼女は理解しているんだ…。自分が間違っているって」
そして答えを出します。
「捜査官の存在が間違っているとは思わないし…、君が正しいとも思わない。だけど…何も出来ないのは、もう嫌なんだ」
人間として間違っている事でも自分が正しいと思うことをやる。
はたして金木はその決意を貫くことができるのでしょうか。

感想

結局、グールと言ってもいろんな奴がいるわけです。そして正義を貫く人間が悪いようにも見えてしまう矛盾。

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