気分が上向くステキな短編集

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気分上々

ウェルカムの小部屋

何人のことも拒まない、不思議な小部屋。前夫とは全くちぐはぐな生活だったのに、不思議とその感性には安らいで、彼女は一歩前に進む

彼女の彼の特別な日、彼の彼女の特別な日

ーBARは様々な人生が交錯する場所。彼女の願いと彼の願いは交わらないはずだったのに、その線が平行でなかっただけで、二人は他人から一歩前進する

17レボリューション

『なんとなく』という雰囲気で彼氏も友達も付き合っていた私は、17にして付き合う相手を選ぶことにする。親友だったイヅモに絶交宣言をして、クラスのイキのいい人とつるむが、うまくいかなくて、どんな基準で『自分が傷つかず』付き合えるかを腐心するが…
17歳の、カラダからココロの成長時期の乙女のお話。

本物の恋

今まで付き合って来たのは、バレンタインとかクリスマスとか一人じゃ楽しめないイベントのためにテキトーに付き合ってた。祭りのとき、二股を堂々とかけてたオトコとはぐれ、天元橋に佇み、一人のオトコと出会ったところから私は変わっていく、8年の歳月とともに。

東の果つるところ

一人の女優の、出生にまつわる秘密。名前のシンメトリーが秀逸。
家族に囚われまいとあがくことが結局、家族に囚われて不幸に囚われることなのだ、と

本が失われた日、の翌日

この世の中から本が失われたら?読書をしない人は生活が変わらないかもしれない、けれどみぞおちがキュッと痛む様な虚しさは残るのかもしれない

プレノワール

父を亡くし、母とともに窮屈な伯母の家で厄介になって育ち、パリでシェフとして働いていたジャン。迷信だらけで酸味のあるしょっぱい黒麦のガレットの食卓と正反対の食卓に憧れていた彼は母の古めかしい考え方に常に反発していた。母の死後、ブルターニュの女と結婚し、民宿を経営する頃、母の想いを知る。

ヨハネスブルクのマフィア

失業旅行でヨハネスブルクに行くための予防接種会場で出会った男性。
恋の始まりはどうしてこんなにも突然で、気付くとレールに乗せられているのか。10年後の二人が少し切ない

気分上々

父を亡くした主人公。父との約束はオトコはむやみにペラペラ喋らず、言い訳をしないこと。そんな中、クラスの悪ガキ翼に悪さに誘われ、オトコ同士の約束を守らねばならず、好きな子もいて…14歳はどうやって気分上々な人生を歩むのだろうか

感想

『自分革命』がテーマの短編集。起きそうで起きないこと、あり得ないこと、よく起こること…作品によって違うが、それぞれの人生の片鱗が浮き出て楽しい作品。

気分上々

気分上々

  • 森 絵都

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