『箱』の法則で素晴らしい人間関係を手に入れる

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日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則―感情に振りまわされない人生を選択する

本書は『自分の小さな「箱」から脱出する方法』の内容をより身近で分かりやすい物語を通して伝えてくれる一冊です。(詳しい理論を知りたい方は、原書をオススメします)
著作のアービンジャー・インスティチュートは個人ではなく、テリー・ウォーナー(大学教授であり哲学者)が創始した研究所です。

日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則

苦痛に満ちた箱の中の世界

イライラする日常の出来事・役立たずの部下・気に障る上司・冷たい妻・・・自分は間違っていないのに・・・そう考えたことはありませんか?
世界中の多くの人(特にサラリーマン)が同じように感じ・考えてイライラしながら日常を生きています。
しかし問題は他人ではなく、100%自分自身にあります。

心の持ち方には2種類ある

  • 人を人として見る・・・思いやりの心(共感・共鳴)
  • 人をモノとして見る・・・抵抗心(道具・障害・無関心)

ところで「箱」ってなんだ?

例えば、誰かに謝ろうと思ったが謝らなかった。「ありがとう」と感謝の言葉を言わなかった。部屋の片づけを妻の仕事という理由でしなかった。雑用は部下の仕事という理由でやらなかった。何か理由をつけて「自分がやったほうがよい」と思うことをやらなかったことはありませんか?
この時、自分の気持ちを裏切り、他人を悪者に仕立て上げ、自分を正当化・・・「箱」に入ってしまいます。「箱」の中に入っていると、相手を見下し、モノとして見てしまい、自分を正当化してしまいます。

『共謀』2人以上で箱に入ってしまう

一人が自分の気持ちを裏切り、「箱」に入ってしまい相手を非難すると、非難された側は非難した相手を非難し、さらに・・・「箱」の中に深く深く入っていく負のスパイラルが起こります。
これは家庭や職場ではよくあることですが・・・あなたの周りではどうでしょうか?

箱から出る4つのステップ

  • 箱の中にいることに気づく・・・この時点で半分箱から出ています。
  • 箱の外の世界を探す・・・箱の外で接する事ができる人とのつながりを大切にしましょう。家族・地元の友達・学生時代の親友、あなたが箱の外で接している人は誰ですか?
  • 新たに状況を考え直す・・・相手が経験しているであろう苦痛・重荷・障害を考え、あなたが相手に与えた苦痛・重荷・障害を考えてみて下さい。その人を不正に扱ったり、見下した事はありませんか?
  • 今すぐにできる事をする・・・考えた事を踏まえて、自分の気持ちを裏切らないような、今すぐにできる行動をとりましょう。

箱の外の世界で生きる

過去の「箱」に入っていた自分の過ちと向かい合い、自分の気持ちを裏切らないように行動し続けましょう。
「箱」から完全に出る事はなかなかできないと思いますが、少しでも長い時間を「箱」の外で送る事で、日常のイライラから徐々に解放されていきます。
「箱」の外で過ごす時間を大切に、「箱」の中に入ってしまっても「箱」から出る努力をする事が大切です。

感想

この「箱」の法則に出会ったのは、二年ほど前に『自分の小さな「箱」から脱出する方法』という本を読んだときです。当時は職場での人間関係がうまくいっておらず、いつもイライラしながら仕事をしていた覚えがあります。
この本を読んで当時を思い出し、現在心穏やかに仕事している自分は「箱」の法則にずいぶん救われたんだな~と感じました。
個人的には読みやすい本書に比べ、少し内容は複雑ですが理論の深いところまで切り込んでいる『自分の小さな「箱」から脱出する方法』も読んでみることをオススメします。
人間関係に大きな影響をもたらす素晴らしい書籍を紹介できたことを嬉しく思います。ありがとうございました。

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