理系の人にもお勧め 獣の飼育にかけた少女の過酷な人生!

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獣の奏者(3) (講談社青い鳥文庫)

世界観

リョザ新王国では神の子孫と言われており伝説では王獣を従えたと言われる真王が国を治め、大公が闘蛇を兵器として使って武力でもって国を守っています
しかし、何の力も持たない真王より、大公が国を治めるべきだという過激派の活動が深刻化しており、国の人たちは嘆いています
王獣や闘蛇は決して人には慣れない凶暴な獣ですが大切な生き物なので万が一死なせてしまうと、世話係が重い罰を受けます

あらすじ

運命の曲がり角

エリンが王獣の鳴き声に似せて改造した竪琴を鳴らすと、幼い王獣リランは初めて餌を食べ始めます
それは、竪琴が母親の鳴き声に似ていただけでなく、一日をともに過ごすうちにエリンが母親のような存在になったからでした
しかしそれは同時にエリンの運命が変わってしまったことを示していました
なぜなら、王獣は決して人には慣れない獣でしたが、エリンが操ることによって、何よりも強い兵器として戦争に利用することもできるようになってしまったからです

エリンを教えているカザルム王獣保護場の先生たちは、彼女が何者にも利用されることが無いようにこの事実を隠し通す決意をします

そんな時エリンは育ての親ジョウンが死んだという知らせを受けます
衝撃を受けたエリンでしたが、ジョウンとの思いでを心に抱き、ジョウンに笑ってもらえるような人生を歩もうと決意するのでした

飛翔

エリンがカザルムに来てから四年がたち、真王領民と大公領民の対立はますます激しくなります
王獣を育てる決まり王獣規範を無視して育てたリランが他の王獣より美しくなるのを見ていると、エリンやカザルムの教導師長のエサルは、王獣規範が決して戦闘に使われることの無いように王獣を縛るために作られた規範なのではないかという不安を覚えます

そんな時、地震が起こり、リランが空を飛んでしまいます
飼われている王獣は決して空を飛ぶことはないのに

リランの背に乗って降りた先は、近くの雪山でした
そこに突然霧の民の男が現れ、エリンに獣を操ることの罪について話します
決して獣を戦闘に使ってはならないこと
戦闘に使えば、人も獣も死に絶えるような災いが起こること
先祖たちはその災いを繰り返さないように、獣たちを操る技自体を封印したこと

すべてを聞いたエリンでしたが、何より、リランを野にあるように育てたいという思いは変わることはありませんでした

カザルム王獣保護場に怪我をした野生のオス”エク”が保護されました
エクの世話を任されたエリンでしたが、リランと同じように接していると次第に元気を取り戻していきました

そんなある日、リランとエクが空に飛び立ち混合飛翔してしまい、なんと妊娠してしまいます
もうリラン達のことは国に隠し通せる事態ではなくなってしまいました

襲撃

卒舎の試しを主席で卒業したエリンは、カザルムの先生になります
リランも出産し、真王ハルミヤが保護場を訪問することになりました
エリンが王獣を操れるということがばれないようにエリンは前には出ないという約束でしたが、しかしリランとその子供に危険が及び、エリンは竪琴を使ってしまいます

さらに、真王たちの帰りの船が闘蛇に襲われてしまい、幼少期のトラウマから、エリンは思わずリランを操り、闘蛇達を食い殺させます

自在に操れることや、飛ばせることを知られてしまったエリンは、真王の護衛を頼まれますが、男から聞いた災害のことを正直に話すと、真王ハルミヤは護衛はしなくて良いと言ってくれます

そんな真王でしたが城についた途端倒れ死んでしまいます

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