エリンは母の死を乗り越えて、たくましく生きる! 天才少女の罪と罰  ハイファンタジーの傑作

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獣の奏者(1) (講談社青い鳥文庫)

闘蛇の弔い笛

10歳のエリンは父を亡くし、母親と二人暮らし。
母のソヨンは、凶暴な生き物で、国の大事な戦闘兵器でもある闘蛇の世話をしています。
ところがある日その闘蛇が一斉に死んでしまいます。

霧の民(アーリョ)

エリンは今まで自分達と村の人との間に隔たりを感じていました。
その原因というのも、エリンの母がアーリョと呼ばれる民族だからでした。

母の指笛

闘蛇を死なせてしまった罰として、エリンの母ソヨンが野生の闘蛇に生きたまま食べさせられるというむごい罰を受けることになってしまいました。
エリンは母を助けようと小刀を持って崖を降り、処刑が行われる沼へと飛び込みます。
何とか母の縄を切るエリンですが、このままでは二人とも助かりません。
何とかしてエリンだけでも助けたいソヨンは、奏者の術を使って野生の闘蛇を操り、エリンを逃がします。
奏者の術は決して使ってはならない、大罪だと知りながら。
どんどん遠ざかりながら、エリンは母が食べられて行くのを見ているしか出来ませんでした。

流れついた子

エリンは闘蛇の背に乗って、蜂飼いのジョウンのもとへと流れ着きました。
息も絶え絶えなエリンをジョウンは一生懸命に介抱するのでした。

女王の飛翔

身体が回復したエリンは、次々と蜂や他の生き物の不思議に出会います。

女王の乳

次々と質問を投げかけるエリンにジョウンは様々なことを答えます。
その中で自分を助けるために高価な女王蜂の乳を使ったことを知り気に病むエリンに、ジョウンはある取引を持ちかけます。
その取引とはエリンを家に置く代わりに、家事を手伝ってもらうというもので、エリンの心を軽くするための取引でした。

天かける獣

夏になり、花を追って山の上の小屋に移ることになりました。
そこでエリンは天をかける美しい獣 ”王獣” に出会います。
その獣はソヨンを食い殺した闘蛇を、いとも簡単に食い殺してしまいます。
それからエリンは王獣という生き物に強く心を引き付けられるようになります。

感想

ストーリーがどんどん進む話です。
子供向けのレーベルですが、子供が読むにはシビアな内容です。
なぜソヨンは指笛をふくのをためらったかなど、いろいろな謎がありこれからどうなってしまうのかハラハラしてしまいます。

獣の奏者(1) (講談社青い鳥文庫)

獣の奏者(1) (講談社青い鳥文庫)

  • 上橋 菜穂子,武本 糸会

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