真の意味での自由を知り、自在に生きる。その秘訣について、人気作家がわかりやすく論じる!

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自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C)

自由とは何か?自由を得るには?でまとめました。

自由とは何か?

自由の本質、価値

  • 自由の価値というのは、過去の自分よりも、今の自分が、そしてさらに将来の自分が「より自由」になっていく変化を感じることにある。常に自由に向かって進む、その姿勢こそが、自由の本質だといっても良い。目指すものが自由であるなら、目指す姿勢もまた自由である。そういう不思議な連鎖が自由の特性だといえる。

自由を見つける

  • 自分が立てた目標だけでなく、社会にはいろいろな基準がある。それらに挑むときには、それを下限だと考えず、上限だと見なし、「これ以上のことをしてはいけないのか?」と疑ってみる。そうすることで、自分の中で自由な気持ちが生まれるように僕は思うのだ。

自由を保つ

  • 自分が今、この作品からどう感じるかが、本来の価値である。「原作と違う」的なことを言う人は、森博嗣の作品がもの凄く好きなのだろう。しかし、好き故に、明らかに自分の視野を狭くしている。感性が鈍った老いた状態だと僕は思う。真っ白な心で感じる素直な感性は、努力をしなければ維持できない。このように、自由とは、放っておいても成り立つものではなく、常に磨かなければならないものだ。禅僧が座禅をして求めるものも、これと同じ「無心」という自由である。

自由を奪うもの

  • 自由を束縛していたのは、「乗り越えられないと信じていた困難」「あると思い込んでいた限界」だった、という例が実に多い。たとえば、男だから、女だから、自分にはそれができない、と決めつけていることはないだろうか?社会常識を自分に強く当てはめている結果である。しかし、現実には、現代の法律は男女平等であり、性別によって規制されていることは少ない。それから、年齢によって「まだ無理だ」「もう遅い」と諦めていることはないだろうか?「この歳になって、今さらそんな真似はできない」と世間体を気にしていないだろうか?

自由を得るには?

毎日少しずつ前進

  • それには、毎日少しずつでも良いから前進する作戦が最も有効だと思う。どんな山でも、一歩一歩登っていけば、いつかは頂上に辿り着ける。目標は見ているのだから、休まずそこを目指す。今日できることをする。なにかできることはないか、といつも探す。そして、無理をせず、時間をかけて少しずつ進む。そうすることが、一番楽なのである。

本当の意味の大きな事を気にする。

  • 「人の目を気にする」人間の大半は、「自分の周囲の少数の人の目を気にしている」だけである。そして、「人の目を気にしない」というのは、自分一人だけの判断をしているのではなく、逆に、「もっと確かな目(あるときは、もっと大勢の目)」による評価を想定している、という意味だ。それは、「今の目」だけではなく、「未来の目」にも範囲が及ぶ。それが「客観」であり、「信念」になる。

できることが重要

  • 結局、自由を手に入れるということは、そういう「できる自分」を作り上げることであり、自分の変化を積極的に推し進めること、といえると思う。

ベストを尽くせればいい

  • 自分の能力を完全に引き出したときには、それなりの充実感、すなわち「自分にもここまでできた」という達成感が得られる。僕自身、それを何度か経験した。だからたぶん、ほかの人もそう感じるだろう、と想像する。「経験的に」そういって良いと思うのだ。その満足感を得たときには、多くの人がきっと「自由になった」と感じるにちがいない、と確信している。最初に思い描いたものでなくても、ある程度の高みに至ったときには、自由を感じることができるのだ。

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