1万円札福沢諭吉の教え「学問のすゝめ」

8160viewsmasashi_furunomasashi_furuno

このエントリーをはてなブックマークに追加
学問のすゝめ―人は、学び続けなければならない

はじめに

「なぜ、一万円は福沢諭吉なのか?」

その理由がよくよく分かる本。
100年以上たった現代でも色あせない福沢諭吉の教え。

社会人であれば一度は読んでみることをオススメします!

以下、要点だけを抜粋。

初編 天は人の上に人を造らず

◆人は生まれながら平等だが、勉強したことの差は大きい
-賢人と愚人の違いは、学ぶか学ばないかによって決まる。
-天は、人間の活動・労働の結果をみて富を与える。

◆「実生活」に役立つ学問を最優先しろ!
-学ぶべきは、日常業務に必要な実用の学問である!
-地理学、物理学、経済学なども事実をおさえ、確かめ、基本を知れば日常生活に役立つ。

二編 勉強しないほど損なことはない

◆「学問のすすめ」は文字を読むだけのことではない!
-世を渡るのも、商売の帳簿をつけるのも、時代の情勢を見つめるのも学問。

三編 独立の「気風」をいかに育て、守るか

◆自分自身に独立の自覚がない者は、他人と交わっても、自己の権利を主張できない。
-独立の精神なき者は、つねに他人をあてにする。他人の態度を気にする。
-こうした態度が習慣となり、やがて性格になる。
-いったん身についた習慣は、そう簡単に直らない。

四編 「人の上に立つ人」の責任とは

◆権力だけでは、文明も文化も進歩しない。
-明治維新以降、役人の才能力量は高かったが、文明開化の事業がはかどらなかった。
-原因は、人民の無智と無学であった。

九編 学問の目的とは何か

◆蟻と同等ですっかり満足していないか?
-衣食住が足りれば、満足するのであれば、人の一生はただ生まれて死ぬだけ。

◆「文明」は、感謝しようにも相手がいない「莫大な遺産」
-この遺産は、ただ古人の隠れた徳による恩恵というべきである。
-この遺産を受け継いで、さらに文明の発展に尽くすための学ぶこと。

十編 明日に希望が持てる生き方を

◆若いうちは易きについてはならない。
-世の中の物事で、簡単に手に入るものは貴重でなく、困難なものほど価値が高い。

十一編 ニセモノ紳士の実態

◆他人同士の関係に「親子のあり方」をあてはめてないか?
-知識のある父母が幼い子供へ、愛情から出た教育があり、親子は上下の関係が成立する。
-それを成人した他人同士にあてはめるのは実に難しいことではないか?
-ここに地位身分の生まれる原因があり、目下に対する勝手気ままな政治が生まれる原因がある。

◆”無理”という薬をいくら調合しても迷惑ばかり
-他人同士の関係は、私的な情愛によって成り立つはずがない。
-他人同士の規則や約束を取り決め、お互いに上手く交際していくものである。

十二編 効果的なスピーチのすすめ

◆学問の本質は、学問を自分がどう活用できるかにかかっている。
-ただ読書だけではなく、観察、推論、議論もせねばならぬ。

◆見識を高める唯一の秘訣
-それは、「決して自己満足しないこと」に尽きる。
-一つの視点ではなく、全ての視点で長所と短所を検討すべし。

十四編 自己の精神を再点検する

◆人間には思わぬ失敗が多い
-人間の立てる計画はとかく大きくなりがちで、予測がつかない。
-実行可能性や期間の予測を考えずに、気楽にことを見ていたため。

◆棚卸をすることがいちばん大切なこと
-自分の仕事なり、学問なりについて、できた・できなかったことを振り返ってみる。
-日々の行動を正しく記録し、定期的に振り返り、その良し悪しをはっきりさせること!

十五編 「取捨選択」を誤るな

◆「何を信じて、何を疑うか。」
-何を信じるかを選択する力が必要になる。
-学問とはつまるところ、この判断力を養うことにある。

◆判断力を養うのは学問しかない。
-判断力がないと、新しいことを盲信し、欠点までまねしようとしてしまう。
-無批判に信用するくらいなら、いっそ信じない方がましなこともある。

十六編 「物質的独立」なくして精神の独立はない

◆判断力・行動力をつけるためのエンジン
-人の活動には、大小・軽重の別がある。
 ・活動の大小や軽重を区別し、重大と考えるものにつくのは向上心のある行為
-人の活動には、どれだけ役立つかという大小がある。
 ・囲碁の戦法研究の難しさは、機械の研究にも劣らない。
 ・しかし、社会に役立つ点では、比較にはならない。

◆「ホンモノ」と「ニセモノ」はどこで差がつくか。
-世間の名誉・人望などいらないというのは、確かに聞こえがよい。
-しかし、名誉・人望の本質とは何なのだろうか。
-名誉・人望とは樹木に咲く花のようであり、花を避けて、その幹・根を育てる行為を避けるのは世間のためには損失である。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く