ベストセラー『考えない練習』の僧侶・小池龍之介が説く、幸せになるための6つのコツ

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偽善入門 (小学館文庫)

本書は、良いエピソードが多い良書なのですが、そこから、『幸せになるための6つのコツ』をまとめました。

幸せになるための6つのコツ

① 善を積む、ただそれだけ

  • 現在のこの偽悪的な社会の中で、むしろ希少価値がありますのは、身近で大切な方にささやかな優しい言葉をかけてみたり、思いやりの心を持って何かを手伝って差し上げたり、といった善の心を日々強めていく努力と続けることなのです。最初は照れくさかったり気恥かしかったり抵抗感があるといたしましても、その努力は、実はクールで格好良いことだと思います。『法句経』で釈迦も言っています。「不善なこと、己のデメリットになることはやりやすい。ためになること、善いことは実になしがたい」(『法句経』一六三番)と。

② 不幸の原因を知る

  • それは、風でも、雨でも、雷でもありません。それらの些細な火種をとらえて不愉快さを爆発させるガソリンのせいなのです。不幸だとは思いませんか。ワンクッション置けば、夏の終わりを告げるような驟雨の涼しさが、肌に浸透していくさまを味わい、自然の移ろいを楽しむことだってできますでしょう。しかし、この御方は自分で自分を苦しめるような反応を、パブロフの犬のように無意識にしてしまっているのです。

③ 嘘がいけない理由

  • それは、嘘をつくことによって本人の心がねじれて悪業を積むことになりますから、確かに普遍的な真理ではあります。しかしながら、他人に対して「嘘をつくなんて許せない」と攻撃いたしますとき、それは真理でもなんでもなく、単なる暴言へと堕落してしまっているのです。

④ 道徳でごまかさない

  • 妬みややっかみといった不善な心に対して「道徳によるお墨付き」を与えますと、不善な心を嘘でごまかした分だけ、さらに不善なものになるだけです。それは自らの心にとって、長い目で見れば負の影響しか与えません。

⑤ いい仕事をする

  • 「この仕事は人のために役に立っている」「社会がより良くなるために貢献できている」といったような穏やかな満足感は、一見味は薄いように思われるかもしれませんけれども、何度味わっても飽きることのない滋味深いエネルギーを供給してくれるのです。

⑥ 感情に流されない

  • その瞬間その瞬間ごとに時間を細分化し、「念」のセンサーによって「今やっていること」に意識がとどまっていられるなら、何のストレスも生じません。ストレス、すなわち疲れは、「早くやらなきゃ」とか、「つまらないな」とか、「失敗したらどうしよう」などの不道徳な感情により、思考を空回りさせるせいで生じるのですから。

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