就活で内定を獲得するために必要な2つのこと

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リクルートを辞めたから話せる、本当の「就活」の話    無名大学から大手企業へ (PHPビジネス新書)

就活で内定を獲得するために必要な2つのこと

大まかには次の二つのことだけだ。 「突き抜ける経験をせよ」 「論理的・構造的にまとめ、書く・話せるようになれ」

突き抜ける経験

一つ目の「突き抜ける経験」とは、これまで自分が成し遂げたことのない何かに取り組み、成果を出していく経験だ。「突き抜ける経験」は、まだ大した経験もない学生用に、似たような意味として我々が用いている言葉であり、今までやったこともない大きな成果を目指すことを意味している。

私は学生たちに突き抜ける経験をさせるために、「自分が働いているアルバイト先で1番になろう」「自分が働いている店舗を、エリアや全国で1番にしよう」という課題を与えた。アルバイト先で店舗の売上・利益に貢献するようなアイデアを考えてもらい、それを結果が出るまで実行し続けさせたのである。

これは大変なことではあるが、やる気になれば、たとえ時間がかかっても諦めなければできることだ。スポーツや芸術などの分野の全国大会で優勝しろと言っているのではない。本来の特性でかなりの差がつきやすい、どうにもならない世界ではなく、ライバルらしいライバルがあまり存在しない狭い世界で1番になれと言っているだけだ。アルバイトでそんなことを目指して働いている人は少ない。そこでひたむきに1番を狙うのだ。

突き抜けるまでやるためには、自分で行動を起こし(主体性)、PDCA(計画、実行、検証、改善)のサイクルをどんどん回し(問題解決力)、周りのメンバーも巻き込んで(リーダーシップ)進めていく必要がある。時にはアルバイト仲間が協力してくれないこともあるだろうし、場合によってはアルバイト先の上司が「そこまでやらなくていい」なんて言ってくることもある。しかしそれにもめげず取り組んでいけば、成果は必ずあらわれ、やがて1番になれる。そしてそれを地道に愚直に続ければ、必ず「突き抜ける経験」へとつながっていく。

論理的・構造的にまとめ、書く・話せるようになれ

二つ目の「論理的・構造的にまとめ、書く・話せるようになれ」とは、自分の考えを相手にわかりやすく伝えるための訓練だ。

面接でうまく話せない学生は総じて、日本語の文法がデタラメであったり、文章構成力が弱かったりする。現在の日本の国語教育では、論理的・構造的に文章を作るための技術があまり教えられていないからだ。 「コミュ力(コミュニケーション力)が大事なんだよね」と知ったふりで話す学生にもよく会うが、それは半分合っていて半分間違っている。「要点のまとまらない話をだらだらと長時間にわたって楽しそうに話せる」というのも一つのコミュニケーション力といえるからだ。どういう種類のコミュニケーションが大事かを知らなくてはならない。

論理的・構造的に書けるようになると、話し方もおのずと変わってくる。書く訓練はエントリーシートの作文対策だけでなく、面接対策にもなるのだ。もちろん就職活動の対策のみならず、社会人になってから非常に求められる力だ。報告、議事録、プレゼンテーションと、常にその力は必要になる(できていない人も多いが)。自分の癖や、論理の破綻のパターン、概念語の正しい定義、修飾語・節の使い方、ほとんど国語の文法の世界だが、学生たちに徹底的に叩き込んだ。

まとめ

「突き抜ける経験」と「論理的・構造的にまとめ、書く・話せるようになる」。これらの訓練を続けていけば、上位校の学生でなくても、大手企業の内定を取ることは可能である。

企業が欲しがる人材は、明るく元気な人、サークル活動でリーダーを務めた人、特別な才能を有している人ではない。「成果を持続的に出せる人」である。

たとえアルバイトでも、成果を出すために「突き抜ける経験」をした学生たちは、自分たちでも気づかないうちに企業が求める人材になっているのだ。

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