大人になっても勉強するなんてみっともないことはやめなさい

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COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2014年 02月号 [雑誌]

大人なら、自分の分野を持ち、体系的に学べ!!

大人になっても勉強するなんてみっともないことはやめなさい

  • そもそも、社会人になってから「もっと知的になりたい」と思って勉強するという姿勢自体が間違っています。
  • 歳をとってから教養書やビジネス本を読み漁って、「あの人は勉強好き」と言われるような人は、たいていの場合、学歴コンプレックスや仕事からの逃避に根差した「後悔の勉強」をしているにすぎません。都合のいい「弁解勉強」をしているだけです。きついことを言うようですが、30を過ぎたら、「勉強好き」というのは蔑視の言葉なんです。
  • 本来、知の根幹を養うためには、学校での教育が不可欠です。「こんな勉強がなんの役に立つのか?」という疑問を封印し、社会のニーズから隔絶された場所に身を置く経験こそが、「考える力」を養うのです。あのホリエモンも、収監中に1000冊の本を読んだそうですが、そのように社会から隔離された環境でこそ「知の涵養」は行われるべきです。

すでに社会に出てしまった大人は、どうすればいいのか?

  • それは、自分の関心のある分野を、できるだけ「体系的」に学びなおすことです。書店で平積みになっている本ばかり読むような「読書ロンダリング」はやめて、ある分野の基礎から実践、対立する立場にあるさまざまな理論を含めて、時間をかけて読むことです。
  • たとえばドラッカーに興味を持ったならば、経営理論のそもそもの成り立ちから、現在流行している経営学まで押さえ、大きな枠組みの中で、ドラッカーがどのような立ち位置にあるのかを理解するーーこれが体系的に学ぶということです。ポーターやコトラーも読まずに、ドラッカーを語るのは片手落ちです。
  • 「専門性を身につける」ということは、「体系的に考えることができる」ということと同義です。あることを腰を据えてじっくり学び始めると、しっかりした知識を獲得し、余程の自信を得られるまでは、自分の意見を発表しようとは思いません。そのテーマについて、先人たちがどのように思考してきたのか、よく咀嚼したうえで、自分の立ち位置を見つけなければならないのです。「専門家」とは、入力と出力のあいだに時間差を保てる人のことを言います。この時間差の広がりを「体系」というのです。
  • 逆に、その時間差がない人のことを、世間では「バカ」と読んでいます。週末に読んだドラッカーについて、月曜の会議で発言してしまうような人間が、どんな会社にもいるものです。

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