花粉症とはどんな病気か?日本の花粉症は約60種類もあった!

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花粉症を治す (PHP新書)

花粉症ってどんな病気?

冬の寒さも峠を越し、すがすがしい春に向かって皆の心が躍りはじめる二月。しかし近年、この季節を憂鬱な気持ちで迎える人が多くなってきました。春の「恒例行事」とさえ呼べるほど話題の中心にのぼる花粉症。一部の人にとっては、耳にするのもイヤなことばでしょう。いったい、花粉症とはどんな病気で、どうして日本でこれほどまでに深刻な状況になってしまったのでしょうか。

医学的に言うと、花粉やダニなどのアレルゲン(抗原、アレルギーの原因物質)に対する免疫応答として、免疫グロブリンE抗体(IgE抗体)が増加することによって生じる鼻の即時型アレルギー反応(抗原抗体反応)をアレルギー性鼻炎と呼んでいます。

このうち、花粉だけがアレルゲンとなる場合が花粉症です。おもな症状としては連発するくしゃみ、多量の鼻水、口を開けていなくてはならないほどの鼻づまり、鼻や目のかゆみ、目の充血、流涙など。人によってはのどのかゆみや咳、喘息、胃腸症状、頭痛、皮膚のかゆみ、倦怠感などの症状を伴うこともあります。生命をおびやかすことはほとんどありませんが、重症になれば日常生活に支障をきたすほど厄介でつらい病気です。

日本における花粉症は約60種類

日本では現在、示した約60種類の花粉症が報告されています。最初の報告例は、一九六一年に当時東京大学物療内科の故・荒木英斉先生(元荒木医院院長)がブタクサ花粉症を報告したものです。

現在では、スギ花粉症が花粉症の代名詞のようになっており、スギ花粉症の発生がほとんど見られない北海道と沖縄県を除いた地域では、花粉症の八割を占めるともいわれています。また、北海道のシラカバ花粉症、東北・北海道のイネ科花粉症、イチイ花粉症、近畿地方のヤシャブシ花粉症などは、地域特有の花粉症です。

よく知られているスギやヒノキによる花粉症以外の花粉症で、患者さんが多いものに、五月から六月にかけてのカモガヤ、八月から一〇月にかけてのブタクサ、九月から一〇月にかけてのヨモギなどがあります。

カモガヤ花粉症はなぜか子どもに多いのですが、考えてみると、子どもはカモガヤのある場所で遊んだりするから、そのせいでしょう。犬の散歩に行く人も、カモガヤの茂みを蹴散らすことがあって、カモガヤ花粉症になりやすいようです。ブタクサの花粉症は時期が時期だけに、単に夏風邪と思われることもあるようです。調べてみると、「じつはブタクサの花粉症だった」というケースも考えられますので、夏風邪がなかなか治らないときには、ブタクサ花粉症であるかどうかを判断する検査を受けるといいでしょう。

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