東大は女子を求めている? 東大女子の現実

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内定とれない東大生 ~「新」学歴社会の就活ぶっちゃけ話 (扶桑社新書)

東大女子は五分の一?

東京大学19%、一橋大学25%、早稲田大学33%、慶応大学32%

これが何の数字か、わかるだろうか?答えは、学部学生に占める女子学生の割合(最新の公開データ)だ。

大学生そのものの数が増えていることは第一章で書いたが、高学歴女子はまだまだごく一部。なかでも東大女子は、東大生の5人に1人しかいないスーパーエリートだ。

東大生のわずか2割しかいない「東大女子」だが、大学側は何とか増やそうと力を入れている。濱田純一東京大学総長は任期中に東大が何を目指し、何を行おうとしているのかを「行動シナリオ」にまとめ、公表している。そのなかに、2020年までに女子学生比率を30%にするという数値目標が掲げられている。総長自らがさまざまなメディアを通じ、女子学生にラブコールを送っているようだ。

「そもそも男女の比率が8対2という現状がおかしいのです。男性優位の環境の中で教育を受けると、男女が半々の実社会に出た時に戸惑うことになります」

「入試はあくまで学業成績を中心にして決めます。ただ、女子高生向けの特別ガイダンスを充実したり、女子東大生が出身校を訪れて東大のよさや学生生活の楽しさを伝えてもらう活動をしてもらったりして、『東大は女子学生を求めている』というメッセージを伝えることを続けていきたい。『東大に行くと結婚できなくなる』とか『女が東大に行ってまで勉強しなくても』といった偏見は今はないでしょうが、優秀な女子がもっと東大に来てくれるようPRしたいと思います」(朝日新聞2011年9月1日のインタビューより)

「女性の社会進出も高まり、今後ますます女性の役割が重視される世の中でありながら、いまの東大にはあまりにも女子学生が少なすぎます。世界の有名大学は男女比が半々であるのに対し、東大の入学者数に占める女子学生の割合は九〇年代から二割前後を推移している状況です。これでは実社会とギャップがあります。こうした背景には、いまだに「ガラスの天井」があり、女性はトップを目指して頑張る必要はないという社会風潮が根強く横たわっているのかもしれません。

しかし、「女の子が東大なんて」という考え方は、時代遅れです。研究者として、あるいは企業の中で、官僚として、また国際的な機関やNGOで活躍する女性もたくさんいます。やはり大学も現実の社会構成に見合った構成を目指すべきです」(『文藝春秋』2011年11月号「『秋入学』は生き残りへの賭け」より)

女子学生の必要性を語るとともに、総長自らが東大女子に対する社会からの偏見や「ガラスの天井」がないと指摘しているのが興味深いですね。

感想

東大だからといって内定がとれるわけではないらしい。うーむ、就活とは大変なものだ。

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