不倫で過労死?社用パソコンから不倫相手にメールを出すことは避けるべきエピソード

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不倫のリーガル・レッスン (新潮新書)

社用パソコンから不倫相手にメールを出すことは避けた方がいい。

企業は、従業員の私用メールを私用電話と同様に、ある程度は黙認している。しかし、メールは一定期間サーバーに蓄積されているので、企業側がその気になったら、従業員のメールを閲覧することができる。

ある男性会社員が、毎晩遅くまで残業し、会社や近くのホテルに泊まるといった生活を続けた結果、身体に不調をきたし突然死をした。残された妻や子供は、会社側が従業員に対して適切な仕事量の調整や健康管理を怠ったと訴えた。確かに男性は、毎日遅くまで会社に残ってパソコンに向かい、仕事をしていたことが勤務記録に記載されている。

そこで会社と顧問弁護士がパソコンやサーバーを調べたところ、出てきたのは不倫相手への大量のメール。そこには、午後11時ごろ発信された「今から会いに行く」といった内容の恋文が記録されていた。

従業員が会社に遅くまで居残っていたのは、仕事のためだけでなく、不倫相手との密会も目的のひとつだったのである。過労死の原因が毎夜のような不倫だというわけではないが、企業への責任追及がトーンダウンするのは避けられない。

平時では企業が従業員のメール内容をチェックすることはないと思われるが、このリストラの嵐の吹き荒れる中、私用メールが多いことを理由にリストラ策をのむように迫ってくる可能性がないとはいえない。しかも、それが不倫相手との通信であった場合、会社はあなたの弱みを握っているも同然である。

現実に、企業が有利に交渉を運ぼうとする際にしばしば用いる手段なので、注意されたい。

感想

不倫の法律周りを勉強できる。読み物としても結構面白い。

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