古典は長い時間に耐えて生き残った書物。人生の大先輩がオススメする本が【論語】である。

3627viewsれもんきりんれもんきりん

このエントリーをはてなブックマークに追加
論語 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 中国の古典)

古典は長い時間に耐えて生き残った書物

長い歴史の中で後世に語り継ぎたい、残したいと人々が思ったから古典として残っている。
すなわち読む価値がある書物である。
(論語で語られているものではないですが、一番この本で印象に残った言葉です)

第一部

論語の最初の一文

  • 子曰く、学びて時に之を習う。亦よろこばしからずや。朋遠方より来たる有り。亦楽しからずや。人知らずしていからず。亦君子ならずやと

老先生の教え。[不遇のときであっても]学ぶことを続け、常に復習する。
[それは、いつの日か世に立つ時のためである]なんと心が浮き立つではないか。突然、友人が[私を忘れずに]訪れてくれた。
おう、あんなに遠いところから。なんと楽しいではないか。他人が私の才能を知らないとしても、不満を抱かない。
それが教養人というものではないか。

  • 老先生が子夏に教えられた。「教養人であれ。知識人に終わるなかれ」と。

教養人とは、知識人であって、さらにその上に人格的に優れている人のことです。
知識人はただ知識があるだけで、判断する力、構想する力、徳性、人間的魅力……
要するに人間性・人格性が必ずしも伴っていない人のこと。

  • 子曰く、学びて思わざれば、則ちくらし。思いて学ばざれば、則ちあやうし。

老先生の教え。知識や情報をたくさん得ても思考しなければ、どう生かせばいいのかわからない。
逆に思考するばかりで知識や情報がなければ[一方的になり]、独善的になってしまう。
[バランスがとれていることが必要である]

  • 子曰く、知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず

老先生の教え。賢人は迷わない。人格者は心静かである。勇者は恐れない。

第二部

「論語」について書かれている。

  • 曾子曰く、君子は文を以て友を会し、友を以て仁を輔く。

曾先生の教え。教養人は学芸を通じで友人とまじわり、その友情によってお互いに人格を高めることを助けあう。

  • 子曰く、古の学ぶ者は己の為にし、今の学ぶ者は人の為にす。

老先生の教え。昔の学徒は、自己を鍛えるために学ぶことに努めていた。今の学徒は、他人から名声を得るために学び努めていた。

  • 子曰く、由よ、女に之を汁を訓えんか。之を知るは之を知ると為し、知らざるは知らずと為す、是知るなり。

老先生の講義。由君よ、君に<知る>とは何か、教えよう。知っていることは知っているとし、知らないことは正直に知らないとする。それが真に<知る>ということなのだ。

  • 子曰く、君子は諸を己に求め、小人は諸を人に求む

老先生の教え。教養人は責任を自分に求めるが、知識人は責任を他者に求める。

  • 子曰く、君子はきょうなるも争わず。群すれど党せず。

老先生の教え。教養人は誇りを持っているが他社とは争わない。共同生活はするが徒党は組まない。

  • 子曰く、君子は泰にして驕らず。小人は驕りて泰ならず。

老先生の教え。教養人は、堂々としているが驕り高ぶったりしない。知識人は驕り高ぶりはするが堂々としていない。

  • 子曰く、君子は博く文を学び、之を約するに礼を以てせば、亦た以てそむかざる可きか。

老先生の教え。教養人は、まず広く知識を学習し、次いでそれらを帰納してゆく時に、[道徳の表現である]礼に基づくならば、誤ることはない。

  • 子曰く、過ちて改めず、これを過ちと謂う。

老先生の教え。過ちを犯したのに改めない。これが真の過ちである。

  • 孔子曰く、命を知らざれば、以て君子と為る無きなり。礼を知らざれば、以て立つ無きなり。元を知らざれば、以て人を知る無きなり。
  • 感想

    文字数が足りなかったので現代訳をここに
    孔先生の教え。[人間は、神秘的な大いなる世界における、ごくごく小さなものであるから]自分に与えられた運命を覚えらない者は、教養人たりえない。[人間は社会生活をしているのであるから]社会規範を身につけていない者は、人の世を生きていゆくことはできない。[人間はことばを使うのであるから]ことばについて理解できない者は、人間を真に理解することはできない。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く