【要約】 ドケチ道 ―会社を元気にする「生きたお金」の使い方

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ドケチ道 ―会社を元気にする「生きたお金」の使い方

<第1章 ドケチとは社員にコスト意識を植え付けさせること>
 ムダをなくすとは、小さな気づきと実践の反復

■郵便物とファイルも無駄
封筒に入っていながらさらにファイルに入っているのだから、過剰包装の確信犯

口先では利益率重視を唱える会社や経営者は多いが、売れ行きが悪いとすぐに
価格競争をしてしまうのは、シェア重視、売り上げ高重視の考え方を捨てきれていないせい
何事につけ「横並び」好きで、目先の数字だけを重視する悪いクセ

■ドケチの神様は3つの細部に宿る
①何かをみたら、必ず「損か得か」と常に考える
②社員の動きまでを徹底的に観察する
③現場を歩き回るときには、自分の服装にまで気を配る
会社の無駄を本気で減らしたい、できれば一掃したいと思うのなら、経営者や幹部自身が自分たちの無駄遣いを率先して改めるべき

<第2章 社員をやる気にさせる「反ドケチ」作戦>
■「ドケチと反ドケチのバランス感覚こそが、経営者に最も求められる」

人件費を会社組織における最大のコストと考え、あれこれと口実をつけて人件費をケチろうと躍起になっている「勘違いドケチ」な人たちと、まるっきり反対のことをやればいいだけ。

■創業30周年の旅行企画など
 海外3か所へのミステリーツアー
社員たちには事前にくじ引きでA~Cの3つのコースに分けられるのみで行先は教えず、
空港についてから目的地を教える

その後の旅行も旅行先は一緒でも行動プランを別々にした。

■営業マンの昼飯はお客様におごってもらえ
そのぐらいの関係性づくりが重要

■出張費は渡切方式がおススメ

■経営者の仕事は社員の不満を消していくこと
■年末に社員旅行も含めて16日間連続で休んだら、なぜか売り上げが増えた
取引先である全国約3000社の問屋さんに、それぞれ近い場所にあるうちの製品倉庫のカギを配ることを提案した

<第3章 自主性と自覚を持ったプロ社員の「反ドケチ」な育て方>
■社長自身が「自分は◎◎バカだ」と自覚すべき
 自主性と自覚をもったプロ社員を本気で育てたいなら、まず社長が、私のように営業バカか、
ものづくりバカか、それ以外の何のバカなのかを自覚すること。自分を全知全能だと勘違いしないこと。それが大前提

■「3ナイ」主義ー「教育しない」「管理しない」「強制しない」
「教育しない」「管理しない」「強制しない」の3原則を裏返せば、自分で考え、動き、その結果をみずから検証できる社員をつくること。それがプロ社員

■上司の顔色を気にする必要がないから、失敗が生まれる
やりたいものをそのままやらせる文化であれば、社員はうかつに「やりたい」と言いづらい環境ともいえる。いったん口にした以上、その製品づくりを自力でやり遂げなくてはいけなくなるから

■組織に「前例」ができてしまう怖さ
社員たちの「勝手な気遣い」が知らないうちに積み重なり、いつの間にか「思考停止」に陥り
「トップの前例」を繰り返してしまう
経営者が担うのは「戦略」で社員が担うのが「戦術」社員たちにやる気を出してもらえる仕組みを
私が考え、社員たちはそれをうまく活用しながら常に考えそれぞれの業務で創意工夫を続ける

<第4章 ミライイズムは終わらない>
■やってみてダメだったら、別の方法を試して、考えることを止めない
・とにかく自分で考えてやってみること
・やってみてダメだったら、別の方法を試すこと
・「常に考える」ことをやめないこと

■「現場の声を聴くこと」と「現場の声に惑わされないこと」のバランス
現場の意見と設備投資コストなどのバラスンを考えるのが、
「現場の声を聴くこと」と「現場の声に惑わされないこと」
いくつかの現場がもつニーズを製品の枠を取っ払って考えてみたり、違う視点を付け加えて考えてみたりすることも欠かせない

■なぜか値段の高い製品のほうが売れる理由
・工事の時間短縮に役立つもの
・使う側の熟練度に関係なく使えるもの
・より安全なもの

■経営がわかっていないから目先の数字に走る
 数字上の「合理化」は会社をむしばむことはあっても会社を強くすることは断じてない。
それは会社がやる気を起こしたり失ったりする人間の集合体だから

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