真のITコンサルタントを目指す人は必読の書

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この1冊ですべてわかる ITコンサルティングの基本

第1章 ITコンサルティングとはなにか

割愛

第2章 ITコンサルティングのテーマ

CRM、SCM、ERP、ナレッジマネジメント、EA、情報セキュリティ対策、CIO支援、PMO支援、ITデューデリなどの主要コンサルティングソリューション別に、陥りやすい失敗とコンサルティングのポイントが整理されている。リファレンスとして繰り返し使えるパート。詳細割愛。

第3章 ITコンサルティングのツール

ITコンサルティングを実施する上で有用なガイドラインや各種の体系(※)が整理されており、リファレンスとして繰り返し使えるパート。詳細は割愛。
※・・・ITプロセスガイドライン、戦略マップ、ビジネスモデリング、成熟度モデル(CMMI)、ベストプラクティス、PMBOK、ITIL、SLCP2007、SWEBOK、品質マネジメント・システム、SQuBOK、セキュリティマネジメントの規格

第4章 ITコンサルタントのスキル

ITコンサルタントとSEの大きな違い

SEは顧客の指示または承認した通りの情報システムを作ればよく、顧客の承認さえ得れば提案内容に責任を負う必要はない。
一方でITコンサルタントは顧客から指示や承認を受けることはなく、対等の立場であり、提案が間違っていて後で問題が生じた場合、ITコンサルタントは顧客から責任を追求される。

問題解決力:ITコンサルタントにとって最も重要な中核スキル

問題解決力の3要素

  • 顧客が気づいていない経営課題を発見する「問題発見力」
  • 思い込みを排除し事実に基いて考える「論理的思考力」
  • 問題の真の要因を突き止め解決の糸口を見出す「要因分析力」

思考ツール活用力:ITコンサルタントは思考ツールを使いこなせて一人前

思考力は先天的なものではなく、努力して身に付けるもの。思考は技術力である。
道具を使えば思考力を高められる。卓越した思考力を発揮する人は例外なく、思考ツールを使いこなしている。

IT戦略立案力:経営戦略に基いてIT活用の方向性を組み立てる能力

ITコンサルタントは経営の担い手として期待される

  • 情報システムの要件定義はSEでも支援できる
  • 情報システムの投資計画の策定や予算化は、財務やマーケティングなどの経営知識を持ったITコンサルタントしか支援出来ない
  • ITコンサルタントは、経営とITの両方に精通した専門家。顧客のIT経営の推進役を担うことが期待される
ITコンサルタントは情報システムが動くだけでは評価されない
  • SE:顧客の要望通りに情報システムが動けば仕事をしたことになる
  • ITコンサルタント:それが経営目標達成に貢献しなければ何ら評価されない。「情報システムに対する顧客の要望」自体を作るのがITコンサルタントの仕事であるため、自身の提案内容について顧客の承認を得ることは基本的にない
  • SEが携わるのは情報システムの導入の「手段」
  • ITコンサルタントが携わるのは情報システムの「目的」

コミュニケーション力:顧客や関係者を好ましい方向に誘導するスキル

  • 共感を得て情報を引き出す「傾聴力」
  • 相手の真意を見抜く「理解力」:相手が発した言葉が、相手の真意とは限らない
  • 問題解決を容易にする「ファシリテーション力」:参加者同士の対立ではなく、問題との対立にする
  • Win-Winの状態を作り出す「交渉力」
  • 相手に決断や行動を促す「行動力」

第5章 ITコンサルタントのキャリア

割愛

第6章 ITコンサルタントになるための就職・転職ノウハウ

割愛

感想

第6章ではITコンサルタントの資格についても言及されている。なかでも有用な資格は経営コンサルタント唯一国家資格である「中小企業診断士」と経営者への認知度の高い「ITコーディネータ」。いずれの資格も有資格者のネットワークがあることが特徴で、そこから社外人脈を広げることも可能です。

SEからITコンサルタントへステップアップしたい方はぜひ手にとって存のない本です。

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