水沢アリーとローラが多用する「おこがましい」を敬語で考えよう!

3145viewsハジメハジメ

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知らないとゼッタイ恥をかく 敬語のマナー (角川文庫) [kindle版]

「おこがましい」で謙遜の気持ちを表現する

町内会の定例会議の日、いつも議事進行を務めている副会長が風邪でお休み。急遽Aさんがかわりに司会役を務めることになりました。壇上に立って出席者の顔を見渡すと、口うるさそうな人ばかり……。さて、なんと言って司会を始めたらいいでしょう?「今日は○○さんが欠席なので、私が司会をやらさせていただきます」

これでは出席者の中から「言葉の使い方も知らない奴がぬけぬけと……」なんていう声が聞こえてきそうですね。「~をやらさせていただく」を敬語だと思っている人は案外多いのですが、実は間違いです。「~させていただく」は、「確認させていただきます」「参加させていただきます」「発表させていただきます」のように、自分の動作につけて敬意を表します。相手の許可を得て「~をさせてもらう」というニュアンスがあるので、高い敬意を表す謙譲語として使われます。しかし、「~をやらさせていただく」は正しい表現ではなく、「~をやらせていただく」とします。「今日は○○さんが欠席なので、代わって私がお務めします」
ではどうでしょうか?

これも、敬語の使い方が間違っています。「お務めします」は、「務める」という自分の動作を高めた言い方です。「お」は必要ありません。

こんな場合は、「誠におこがましいのですが、本日の会議は○○さんに代わって司会役を務めさせていただきます」と挨拶するのがいいでしょう。「おこがましい」とは、差し出がましい、生意気、身分をわきまえないという意味を持つ言葉で、自分の行為に対してつけることによって謙虚な姿勢を表せます。「大先輩を差し置いて、はなはだおこがましいのですが……」「私のような者が、おこがましいのですが……」のように用いられます。また、他人に対しても、「後輩の分際で、~するとはおこがましい奴だ」などのように使うことができます。ただし、「おこがましい話ですが、先生に私の代役を務めてもらいます」のような使い方は間違いです。こんなことを言ったら、「なんておこがましい奴なんだ!」と一喝されてしまうでしょう。

感想

おこがましい! 会社の教育本で読みました。

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