ガン保険はどんな保険なのか

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ガン保険はどんな保険なのか

再発の危険や長期治療などガンの特性を考慮した給付をする保険
ガンは一部の人がかかる珍しい病気ではありません。既に30年にわたって日本人の死因の第1位となっており、だれでもかかる可能性がある病気です。医学の進歩により、初期に発見されれば完治が期待できることも多くなりました。しかし、死に近い病気であるという認識は根強く、治療に長い時間を要することから、もし罹患したら経済的にどうなるのかという不安は大きいのも事実です。

このため、医療保険の一種である「ガン保険」という商品が注目されています。この保険はガンという病気の特性を考慮したもので、ガンという診断を受けただけで保険金が支払われるものや、長期の治療になることをみこして入院給付金の支給期間を一般の医療保険より長くしているもの、収入の減少を補てんするものなどさまざまな種類があります。

健康保険との関係はどうなっているのか

ガンの治療方法は世界各国で研究されており、次々に新しい薬や医療機器、手術法などが開発されています。ガンにかかってしまったら、できるだけ効果の高い方法を使って治したいところですが、このような先進医療を受ける場合、どうしても費用が高額になります。

「健康保険を使えば、たとえ高額の治療でも自己負担は3割ですみますし、高額療養費制度の適用も受けられるはずだ」と思うかもしれませんが、全国健康保険協会や健康保険組合が運営する公的健康保険制度は万能ではありません。先進医療の中には健康保険がきかないものも多いのです。健康保険適用外の治療を受けるとなると、経済的な負担はかなり大きくなってしまいます。

全額自己負担になってしまう場合とは

健康保険を適用する治療を「保険診療」、適用しない治療を「自由診療」といいます。健康保険の対象とならない先進医療は、自由診療で費用を負担するしかないということになります。

通常、ガン治療をする場合には、先進医療による治療だけではなく、一般的な治療も受けることになるわけですが、先進医療については自由診療とし、ほかの治療については保険診療として治療費を支払うことになるのかというと、実は一概にそうとは言えません。

このように、自由診療と保険診療の両方を適用することを「混合診療」というのですが、現在の原則では混合診療は認められていないのです。つまり、健康保険の適用されない先進医療を受けようと思うと、ほかの一般的な治療も健康保険を適用せずに自由診療として費用を負担しなければならないということです。

例外として、厚生労働省が定める「選定療養」と「評価療養」に該当する治療の場合、通常の治療と共通する部分について健康保険から給付を受けられる保険外併用療養費という制度が設けられています。先進医療の一部も選定療養に含まれていますので、その範囲内であればある程度負担が軽減されます。

しかし、選定療養と評価療養の範囲外の治療を受ける場合は、すべての治療を全額自己負担することになりますので、月に数百万という治療費も覚悟しなければなりません。

保険料は高いが健康保険の枠にしばられないガン保険もある

このように、ガン治療において健康保険の適用を受けるためには制約があります。しかし、この部分を補てんするためのガン保険も存在します。たとえば自由診療で治療を受けた場合に、かかった費用を全額保障するものや、保険外併用療養費の適用は受けられたが、先進医療の部分については自己負担したという場合に、自己負担分を保障するものなどです。

このようなガン保険の場合、どうしても保険料は高くなりますが、治療を受けるときに経済的な理由であきらめたくないという場合には、加入を検討してもよいでしょう。

ガン保険にはどんなタイプがあるのか

ガン保険は、対象を「ガン」という病気に特化した医療保険の一種です。契約の形としては、他の医療保険と同様、生命保険などに付加する特約タイプと、ガン保険単独で契約するタイプがあります。保障内容には一生涯保障される終身保障タイプと一定の年齢まで保障される定期(更新)タイプがあります。また、保険料の支払方法には月払い、半年払い、年払いなどがあります。

感想

内容が詳しいのが好きな人にはおすすめの本。ただし、このシリーズかぶっている内容も多いので気になる本だけ選べばいいでしょう。

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