昭和の文豪の描く本格的推理小説

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疑惑---推理小説傑作選 (河出文庫)

「事件」や「レイテ戦記」で有名な文豪、大岡昇平による推理小説傑作集

全部で9つの短編からなり、現代の推理小説とは少し趣の違った、不思議な感覚を得られる本です。
中には結局事件の解決しないものだったり、あくまで憶測で最後までつきすすんだり、
読み終わったあとの余白はあなたはどう考えますか?といわんばかり。

物語の構成はあまり決まったものはないものの、
言うならば起・承・転・転・転!のような読んでてことごとくドキドキさせられるものが非常に印象的でした。

中でもシェイクスピア・ミステリは他の小説とは一線を画しており、はじめ読んでてなにを言ってるだかわからない、というモヤモヤが後に一気に紐解かれる感覚はまさに鳥肌もの。必読の一冊だと思います。

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