不眠を防ぐヒント! 眠りやすい姿勢「獅子眠」とは?

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人はなぜ眠れないのか (幻冬舎新書)

不眠を防ぐヒントと眠れない時に役立つ眠りやすい姿勢である「獅子眠」を紹介します。

眠りやすい姿勢「獅子眠」とは

眠りに入る姿勢も重要だ。自分の一番眠りやすい姿勢は、目が覚めたときの姿勢であることが多い。布団の重みが気になるといった神経質な人やいびきが激しい人では、仰向きの体位よりも、横に体を向けたほうが眠りやすいことが多い。

東洋医学の叡智を結集したことで名高い貝原益軒の『養生訓』にも、「夜ふすには必ず側にそばたち、わきを下にしてふすべし。仰のきふすべからず。仰のきふせば気ふさがりて、おそはるゝことあり。むねの上に手をおくべからず。寝入て気ふさがりて、おそはれやすし(夜寝るときは、かならず側臥位で寝ないといけない。仰むきはいけない。仰むきに寝ると、気がふさがって、うなされることがある。胸の上に手をおいてはいけない。寝いってから気がふさがってうなされやすい)」とあり、仰向きよりも横向きに寝ることを勧めているが、これは、いびきや睡眠時の気道閉塞を防ぐのにも役立ち、腰にも負担が少なく、医学的にもメリットの多い方法だと言える。

『養生訓』には、眠るときの姿勢について、もう一つヒントになることが書かれている。それは「獅子眠」というもので、横向きになって、膝を曲げ、両足を縮めるようにして眠るという方法で、いよいよ眠るという段になって、この姿勢になるとよいと書かれてある。実際、「獅子眠」の姿勢は、とても眠りやすい。この姿勢が眠りやすいのは、胎内にいたときの姿勢に近いからだろう。

不眠を防ぐライフ・スタイル

不眠症の原因として重要なのは、ストレスとライフ・スタイルである。ストレスは、自分の心がけだけではコントロールできない場合もあるが、ライフ・スタイルは、自分の自覚と努力で変えていくことができる。不眠症を防ぐ生活習慣を身につけることが、不眠と縁を切るうえで非常に大事である。また、そうしたライフ・スタイルをもつことは、ストレスに対する耐性も高める。

睡眠状態を良好に保つための生活習慣について正しい知識をもち、日々実践することは、あらゆる不眠症の予防と改善に役立つ。

寝つけそうにないときは仕切り直すのも一法

横になっていても、目が冴えるばかりで、いっこうに眠気が来ないという場合がある。最近の研究の多くは、そうした場合、いったん起き出して、他のことをして過ごし、眠気を感じてから、再び眠ろうとしたほうがいいと勧めている。布団の中で悶々とし続けると、かえってストレスが高まるだけでなく、結果的に入眠するまでの時間も長くなってしまう。もちろん、脳を興奮させたり、強い光を浴びるような活動はいっそう眠気を遠ざけるので禁物である。

ただし、翌日に特に体力や気力を必要とするような重要なイベントを控えているような場合には、この方法はあまりお勧めできない。

眠気が来るのを待って起きていても、眠気が来ず、寝ついたのが明け方ということになる危険もあるからだ。その場合、翌日は強烈な眠気と寝不足で、悲惨な状態になりかねない。

たとえ一睡もできなくても、横になって、目を閉じておくことが、翌日の体調には有利である。横になっているだけで、内臓の血流量は大幅に増え、一方、心臓などへの負担はぐっと減る。目を閉じておくだけで、眠れなくても、脳はα波の出る休憩した状態になり、活動している状態に比べれば、回復が期待できる。

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