戦略的になり、企業を変えるためおさえておきたいこと

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良い戦略、悪い戦略

組織を変えていくための基本的がまとめられている本で、その良かった部分をまとめました。

戦略的な思考を持とう

戦略的になるということは近視眼的な見方をなくすということ

  • それは、逆に言えば、ライバルより広い視野を持つことである。同業者や競争相手が何をしているか、何をしていないか、つねに認識していなければならない。だからと言って遠い将来を予見する必要はない。あくまで事実に基づいて、産業構造やトレンド、競争相手の行動や反応、自社の能力やリソースを観察し、自分の先入観や思い込みをなくしていく。そう、戦略的であるとは、近視眼的だった自分から脱皮することだと言えよう。

戦略的になるための3つの習慣

  • 目先のことや最初の思いつきに惑わされずに自分の考えを導き、広い視野を持つには3つの習慣をつけるとよい。
  • 第一は、近視眼的な見方を断ち切り、広い視野を持つための手段を持つこと。例えばリストは良い方法である。
  • 第二は、自分の判断に疑義を提出する習慣をつけること。自分からの攻撃にすら耐えられないような論拠は、現実の競争に直面したらあっさり崩壊してしまうだろう。
  • 第三は、重要な判断を下したら記録に残す習慣をつけることである。そうすれば、事後評価をして反省材料として活用できる。

戦略や案は苦しいが、「それから逃げない」

  • 戦略を立てるに当たっては、居心地の良い前提や安心できる推論システムを捨てて、危うい未知の領域に踏み込んで自らの判断や洞察に頼らなければならないのである。
  • より良い案を練るためには、最初の案の弱点をえぐり出し、矛盾を見つけ出して、「破壊」するというステップが必要になる。
  • われわれは自分の考えを厳しい目で検証するという苦痛な作業をなんとか逃れようとする。だから最初の判断が正しいのだと理屈をつける。しかも自分がいやな作業から逃げたことを意識していない。

企業を知り、戦略を立てる

健全な成長は合併などの人為的操作によって実現できるものではない。

  • 健全な成長は独自の能力に対する需要増が原因で、あるいは優れた製品やスキルの結果として、あるいはイノベーションや知恵や効率や創造性の見返りとして、その企業は成長するのである。この種の成長は、単に業界全体の拡大基調に乗るのではなく、通常はシェアの拡大や利益率の上昇を伴う。

群れの圧力は「みんなが大丈夫だと言っているのだから絶対大丈夫なのだ」

  • 群れは同調圧力を強要する。内部者の視点は、自分たち(自分の会社、自分の国、自分の時代)は特別なのだから、他の時代や他の国の教訓は当てはまらないと考えることを強要する。こうした圧力は、断固はねのけなければいけない。現実を直視し、群れの大合唱を否定するデータに目を向ければ、また歴史や他国の教訓から学べば、それは十分に可能である。

企業文化を破るには

  • それには、単純化である。むやみにややこしい業務手続きを簡素化し、部門間の隠れた力関係を明るみに出し、埋もれていたムダや非効率を排除する。何層にも及ぶ序列を整理し、不要な業務は廃止する。部門によっては売却してもいいし、分離や閉鎖もあり得るだろう。またサービスは、可能であればアウトソーシングするとよい。連絡会議や調整委員会の類は解散し、不急不要のプロジェクトは打ち切る。281ページ

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