人事のプロが教えてくれる面接対策で役立つSTARコンセプト

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人事のプロは学生のどこを見ているか (PHPビジネス新書)

STARコンセプトで話すべき内容を考えよう

体験を語るときに難しいのが、どこまで具体的に話せばいいかという問題です。

よく面接官が「そのことについて、もう少し具体的に話してください」と促すと、「○○さんという先輩がいて……」というように、固有名詞を挙げて話そうとする学生がいます。これは少し具体的になりすぎで、面接官はそこまで詳しい情報は必要としていません。言われているのはもう少し抽象度を下げて、簡潔に説明してほしいという意味です。

そこで参考になるのが、テレビドラマの冒頭で流れる「前回までのあらすじ」です。前回までのストーリーを大まかに思い出してもらい、これから見る場面とつなげる役割を果たすために用いるものですが、何が起きて、どのような状況になっているかが、短時間で理解できます。ドラマのあらすじの要領で、重要な部分を取り出してコンパクトにまとめて状況説明ができれば、面接官にもうまく伝わります。

その際には、面接官が聞きたいと思っている重要なポイントを抽出することが重要ですが、それを考える上で役立つのが、「STARコンセプト」です。これは、何かの行為を「なぜそのことが始まり、どのような状況になり、何をしたら状況が変わっていき、最後にどうなったか」という起承転結で捉えたものです。STARは次のような英語の頭文字からとっています。

S(Situation)

そのときの状況・環境。どのような状況だったか。

T(Task)

自分のすべき任務・役割。何をすればよかったか。

A(Action)

自分が取った言動。何をどのように行ったか。

R(Result)

自らの行動の結果・周りの変化。どのような結果や変化が生まれたか。

自分が出会った何らかの状況・環境のなかで(S)、自らのすべき役割を踏まえて(T)、どのような意識の元にどのような行動へと踏み切り(A)、そこから、どういう結果や影響を周囲に及ぼしたか(R)について、端的にまとめながら説明していけば、面接官が知りたい内容をすべて含めることができます。

特に大事なのが、どのような状況で、どういう意識を持って、その行動をしたか、という部分です。前述の例で言うと、優勝チームにいた学生のように、ただ周りに引きずられて、たまたま成果が出たのではなく、自らの意思や目的によって行動するということに、面接官は重きを置くからです。いかに状況を自分なりに把握し、そこでやるべきことに着目して行動を起こしたか。これを説明することが、面接官に対して行動力を示すことになるのです。

感想

人事の視点がわかるのがいいです。どうしても学生なので自分主体に考えてしまうのですが、企業側の気持ちになるということがわかりました。

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