親が知っときたい就活の鉄則! 子どもに公務員になれと言うな!

7659views就活中@3年生就活中@3年生

このエントリーをはてなブックマークに追加
親は知らない就活の鉄則 [kindle版]

公務員になれという親に振り回される子どもたち

地方出身、横浜市立大学4年生の田中くんは、こう話す。

「週に1回くらい、電話で親と話していたんですが、話すたびといっていいほど母親が『公務員はどう? 公務員は安定していていいわよ』って言ってくるんです。しかも、これは母親の勝手な見解なのですが、『横浜市立大学だから横浜市役所に入るのに有利でしょ』と、市役所をすすめてきて……ほんと疲れました。市立大学にいっていれば、市役所に入りやすいなんてことないのに。

そのなかでも一番きつかったのは、9月になって、内定が1コも出てないときに、『お金出してあげるから、公務員受けなさい』といわれたときですね。こっちも、内定が1コも出てなくてあせっているときだから、『公務員、公務員、ってうるさい!』と言い返すこともできないし、『公務員いいかも……』と気持ちが揺れるし、で大変でした」

結局、田中くんは、9月の末に中堅メーカーに内定が出て、そこに決めた。大手ではないが自分の志望した業界だから、就活の結果には納得しているという。

だが、就活中の田中くんの母親の言動は考えものだ。「市立大学を出ていると市役所に受かりやすい」なんてことはない。あきらかにこれは、母親の間違った知識だ。

それに、たしかに公務員は安定している仕事のように見えるが、この先40年生き残れるかどうかというと誰も先のことは予測できない。現在の財政が苦しいヨーロッパ各国を見てほしい。国の財政が厳しいからということで、公務員がクビを切られている。あの光景が将来の日本の光景にならないという保証はどこにもない。

あるいは、「うちの子は内気で。コミュニケーションが苦手だから、のんびりした公務員で」と考えている親もいた。それに対しても異論を唱えたい。公務員は、ジョブローテーションで数年に1度は部署が変わる。そんな学生が公務員になって、人事異動を繰り返したら、どうなるだろう。人事異動は常にあるからそのたびに人間関係を構築しなければいけない。

なのに、「公務員はどう?」「公務員を受けたら?」と公務員の実情を知らずに、子どもの適性や志望を考えずに、「親の安定志向」だけでそう言ってしまう親は本当に多い。こんなにも間違った知識で親が子どもに「公務員」をすすめることの罪は大きい。

結果、精いっぱい就活をがんばっている子どもを惑わす。あるいは、首尾よく、公務員試験に受かったとしても、公務員として働きだしてから、「自分は公務員に向いていない」と感じて辞めてしまう。 「親の安定志向」から「公務員」を子どもに押しつけるのは、「バカ親」の最たる例である。

親に必要な就活の習慣

習慣1 子どもの強み、特徴を褒める
習慣2 マナーと、身だしなみを注意する
習慣3 情報にお金をかける
習慣4 「どう思う?」と問いかけ、自分で決めさせる
習慣5 「働く」「仕事」を話題にしよ
習慣6 一皮むける外向き体験をさせる
習慣7 「当たり前の生活」をする
習慣8 最後まで応援団でいよう

感想

親に読ませたいと思いました。公務員になれ、教職はとっておけなど就活に口うるさい親がいる3年生は机に本書をおいておきましょう。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く