急増しているシェアハウスは「経済的」(生活費が下がる、広い家に住める)と「楽しさ」(人が集まる)

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シェアハウス わたしたちが他人と住む理由

物件も住む人も急増しているシェアハウス。これは地縁・血縁意識の薄い都市部に特有の現象なのか。それともコミュニティの新しい形なのか。実際にシェア生活をしている著者2名が、さまざまな様式のシェア物件に住む人々に取材して考察した、日本のリアルが見えてくる、軽妙で知的なドキュメント。 それを要約しました。

シェアハウス

シェアハウスをするために考えたいこと

  • 「シェアハウスに向いている人」は、気になることを言って、ストレスを溜めこまない人。また、生活の価値観がみんな同じわけがないことを飲み込み、それをすり合わせる姿勢を持てる人。
  • シェアハウスのメリットは、「経済的」(生活費が下がる、広い家に住める)と「楽しさ」(話し相手がいる、安心感がある、同居人や家に遊びにくる人を通して、いろいろな情報や価値観が入る)
  • いつそこを出てもかまわない、また戻ってきてもかまわない、それこそ、シェアハウスの「外の人が集まってくる」ことのメリット。ソトやウチ関係なく、いろいろな人が行き交うオープンさを併せ持つユルさが、シェアハウスの在り方。
  • シェアハウスには、よく人が来る。定期的にパーティーをすることも多いが、ふらっと人が遊びに来ることも多い。

基本となるルール作り

  • 全員が納得できるルールを作れるか否かこそが、シェアハウスがうまくいくかの根幹を占める重要なポイント。
  • 各自が不満を持たない共益費ルール(例えば、シャンプーを人と共用できるか、個人で選びたいか、共用する場合の共同購入費をどうするか)を作り上げることが、シェアハウスで楽しく暮らすための第一歩。
  • 価値観や生活習慣の違いは、シェアハウスにおいて、必ずぶち当たる壁。この壁に直面した時に、衝突しあうのではなく、建設的に話し合い、落としどころを見つける努力が、シェアハウスを続ける上で必須になる。
  • 決まったルールだけでなく、現状の不便や不満に合わせて、ルールを調整したり、新設したりと「生きたルール作り」をすることが大事。
  • ケンカは「ない」という一方で、トラブルは「ある」と回答している人で、特に多いのが「騒音」。広いリビングという居住者の友人が集まりやすい空間では、騒音のトラブルが発生しやすい。
  • かつての農村や企業、学校のような閉鎖的な同調圧力を生み出さないためには、パブリックとプラベートをうまく接続し、交わわせるコミュニティ機能が、シェアハウスに必要になる。

担当

  • 掃除は、「週当番制」が主流。でも、掃除が嫌いな人が、ささっと適当にやったものを見て、キレイ好きな人がイラッとすることもあり、徐々に「気づいた人がやる」に変わっていったという場合もある
  • 洗濯は、「全員分をまとめてやる」ことに、生理的に受け入れられない人が、一人でもいる場合は、自然と「自分で自分のものを洗濯する」方式になる。水まわりのタオルなどは、気づいた人が一緒に洗う場合か、当番制で別に洗うかなどのルールでやっている
  • 食事は、各自で管理するのが一般的。たまに、全員で食べようとなったときは、「かかった食費」を割り勘にする。その他、誰もが使う調味料や米などについては、共用費でまかなう場合が多い
  • 冷蔵庫は共用だが、その中身の管理は、厳格管理派と適当派に大きく分かれる。厳格管理派では、「自分のものは名前を書く」「卵など使った場合は一個20円」など、キッチリしている

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