ライフスタイルを見直してみたいという人へ贈る、カネ、モノ、そして時間の三者択一の考え方

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人生後半戦のポートフォリオ「時間貧乏」からの脱出 (文春新書)

時間、カネ、モノの三者択一の関係の中で、簡単な計算方法で比較しながら、人生における時間の大切さを知り、その見直しの方法を教えてくれる本です。

時間についての基本知識

24時間は次の3つに分かれる

  • 肉体必要時間(睡眠、食事、トイレ、風呂など)
  • 他人時間(勤務時間+通勤時間、主婦は家事育児時間)
  • 自分時間(1と2を差し引いた、自由な時間)

家事の労働評価額

  • 無償労働の貨幣評価調査によれば、家事の労働評価額は、主婦1人当たり平均額で161万円、時給は805円。

自分時間の価値

  • モノ、カネ、時間が同じ価値を持つ前提に立つなら、時給1000円の人が20歳から60歳まで働き、80歳まで生きた場合、2億円以上の自分時間を持っていることになる

モノ、カネ、時間はトレードオフ

  • モノ、カネ、時間は三角形の関係で描くことができる。「時間にウエートをかけて生活している人」「モノにウエートをかけて生活している人」「カネを貯めることに熱心な人」はそれぞれトレードオフの関係

モノ、カネ、時間をうまく考えるためには

老後資金の考え方

  • 綱渡りの10年(キャッシュフローが厳しくなる、子供が中学から大学を卒業する期間)が過ぎ、黄金の5年(50代半ばから60歳まで。子供が1本立ちして、自分が定年退職するまで)で老後資金(2000万~3000万円)を蓄えないと困る。

定年後は夫婦間で時間の見直しをする。

  • 定年後の夫婦間の悶着は、80~90%が自分時間の不平等を巡るもの。幸せな夫婦関係を築くには、時間不平等の是正が必要。その方策のひとつが夫の家事手伝い。

借金をしない

  • 日本列島には2種類の人種がいる。第1種は、借金を抱えた日本人。第2種は、借金はせずに、自分時間に軸足を置いた日本人。物価やサービス価格の下落で後者の実質所得が増えている。天国と地獄の分かれ道は、借金のあるなしにある。

時間をうまく使うための考え方

  • モノはできるだけ持たない(狭くなるが会社から近い住宅、死んでいる空間の排除、遺族の生活保障額に見合った生保加入)
  • 「ながら」の勧め(通勤時間の読書や勉強)
  • 自分時間のコストを減らす(公的施設イベントの利用、コストが安い趣味)
  • 他人時間を減らす(在宅勤務や裁量労働制。地方に住む。時間泥棒と付き合わない)
  • 他人時間の中に自分時間を作る(勤務時間の中に自分がやりがいのある時間を作る)

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